第1章 テクニカルサポート用の sosレポートの生成

1.1. sos レポートユーティリティーの機能

sos レポートは一般的に、Red Hat テクニカルサポートエンジニアが RHEL システムのサービス要求を分析する際の開始点として使用されます。このユーティリティーは、Red Hat サポートエンジニアがサポートケースで報告された問題の検証時に参照できるように診断情報を標準化された方法で収集します。sosreport ユーティリティーを使用すると、データの出力を繰り返し依頼する必要がなくなります。

sosreport ユーティリティは、RHEL システムから以下のような設定情報、システム情報および診断情報を収集します。

  • 実行中のカーネルバージョン
  • 読み込み済みカーネルモジュール
  • システムおよびサービスの設定ファイル
  • 診断コマンドの出力
  • インストールされているパッケージの一覧

sosreport ユーティリティーは、sosreport-<host_name>-<support_case_number>-<YYYY-MM-DD>-<unique_random_characters>.tar.xz という名前のアーカイブに収集データを書き込みます。

また、このユーティリティーは、アーカイブと MD5 チェックサムを /var/tmp/ ディレクトリーに保存します。

[root@server1 ~]# ll /var/tmp/sosreport*
total 18704
-rw-------. 1 root root 19136596 Jan 25 07:42 sosreport-server1-12345678-2021-01-25-tgictvu.tar.xz
-rw-r--r--. 1 root root       33 Jan 25 07:42 sosreport-server1-12345678-2021-01-25-tgictvu.tar.xz.md5

関連情報

  • sosreport の man ページ