7.3. debuginfo パッケージおよび debugsource パッケージ

debuginfo パッケージおよび debugsource パッケージには、プログラムおよびライブラリーのデバッグ情報と、デバッグソースコードが含まれます。Red Hat Enterprise Linux リポジトリーのパッケージにインストールされているアプリケーションやライブラリーの場合は、追加のチャンネルから個別の debuginfo パッケージおよび debugsource パッケージを取得できます。

デバッグの情報パッケージタイプ

デバッグに使用できるパッケージには、以下の 2 つのタイプがあります。

debuginfo パッケージ
debuginfo パッケージは、バイナリーコード機能用に人間が判読可能な名前を提供するために必要なデバッグ情報を提供します。このパッケージには、DWARF デバッグ情報が含まれる .debug ファイルが含まれています。このファイルは、/usr/lib/debug ディレクトリーにインストールされます。
debugsource パッケージ
debugsource パッケージには、バイナリーコードのコンパイルに使用されるソースファイルが含まれています。適切な debuginfo パッケージおよび debugsource パッケージの両方がインストールされている状態で、GDB、LLDB などのデバッガーは、バイナリーコードの実行をソースコードに関連付けることができます。ソースコードファイルは、/usr/src/debug ディレクトリーにインストールされています。

RHEL 7 との相違点

Red Hat Enterprise Linux 7 では、debuginfo パッケージに両方の情報が含まれていました。Red Hat Enterprise Linux 8 は、debuginfo パッケージのデバッグに必要なソースコードデータを、複数の debugsource パッケージに分割します。

パッケージ名

debuginfo パッケージまたは debugsource パッケージは、同じ名前のバイナリーパッケージ、バージョン、リリース、アーキテクチャーでのみ有効なデバッグ情報を提供します。

  • バイナリーパッケージ - packagename-version-release.architecture.rpm
  • debuginfo パッケージ - packagename-debuginfo-version-release.architecture.rpm
  • debugsource パッケージ - packagename-debugsource-version-release.architecture.rpm