Red Hat Training
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6.2. GCP での Red Hat Enterprise Linux イメージオプション
以下の表には、Google Cloud Platform 上での RHEL 8 用イメージの選択肢およびイメージオプションの相違点を示しています。
表6.2 イメージオプション
イメージオプション | サブスクリプション | サンプルシナリオ | 留意事項 |
---|---|---|---|
Red Hat Gold Image のデプロイを選択する | 既存の Red Hat サブスクリプションを使用する | Red Hat Cloud Access プログラム を使用してサブスクリプションを有効にし、Google Cloud Platform で Red Hat Gold Image を選択します。Gold イメージの詳細、および Google Cloud Platform で Gold イメージにアクセスする方法は、Red Hat Cloud Access Reference Guide を参照してください。 | その他のすべてのインスタンスコストを Google 社に支払うことになりますが、サブスクリプション自体には Red Hat 製品コストが含まれます。 Red Hat Gold Image は、既存の Red Hat サブスクリプションを使用するため、クラウドアクセスイメージと呼ばれています。Red Hat は、クラウドアクセスイメージを直接サポートします。 |
GCP に移動するカスタムイメージをデプロイすることを選択する | 既存の Red Hat サブスクリプションを使用する | Red Hat Cloud Access プログラム を使用してサブスクリプションを有効にし、カスタムイメージをアップロードし、サブスクリプションを割り当てます。 | その他のすべてのインスタンスコストを支払うことになりますが、サブスクリプション自体には Red Hat 製品コストが含まれます。 GCP に移行するカスタムイメージは、既存の Red Hat サブスクリプションを使用するため、クラウドアクセスイメージと呼ばれています。Red Hat は、クラウドアクセスイメージを直接サポートします。 |
RHEL を含む既存の GCP イメージをデプロイすることを選択する | GCP イメージには、Red Hat 製品が含まれる | GCP Compute Engine でインスタンスを起動する時に RHEL イメージを選択するか、Google Cloud Platform Marketplace からイメージを選択します。 | 従量課金モデルでは、GCP に 1 時間ごとに支払います。このようなイメージはオンデマンドイメージと呼ばれています。GCP は、サポート契約に基づいてオンデマンドイメージのサポートを提供します。 |
オンデマンドインスタンスは、Red Hat Cloud Access インスタンスに変換できません。オンデマンドイメージから Red Hat Cloud Access bring-your-own-subscription (BYOS) イメージに変更するには、Red Hat Cloud Access インスタンスを新たに作成し、オンデマンドインスタンスからデータを移行します。データを移行した後に、オンデマンドのインスタンスをキャンセルして二重請求を回避します。
次のセクションでは、カスタムイメージに関連する情報と手順について説明します。