Red Hat Training

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1.2. Azure での Red Hat Enterprise Linux イメージオプション

以下の表には、Microsoft Azure 上での RHEL 8 用イメージの選択肢を記載し、イメージオプションの相違点を示しています。

表1.1 イメージオプション

イメージオプションサブスクリプションサンプルシナリオ留意事項

Red Hat Gold Image のデプロイを選択する

既存の Red Hat サブスクリプションを使用する

Red Hat Cloud Access プログラム を使用してサブスクリプションを有効にし、Azure で Red Hat Gold Image を選択します。Gold イメージおよび Azure でイメージにアクセスする方法は、Red Hat Cloud Access Reference Guide を参照してください。

このサブスクリプションには、Red Hat のコストが含まれていますが、他のインスタンスのコストは、Microsoft 社に支払うことになります。

Red Hat Gold Image は、既存の Red Hat サブスクリプションを使用するため、クラウドアクセスイメージと呼ばれています。Red Hat は、クラウドアクセスイメージを直接サポートします。

Azure に移動するカスタムイメージをデプロイすることを選択する

既存の Red Hat サブスクリプションを使用する

Red Hat Cloud Access プログラム を使用してサブスクリプションを有効にし、カスタムイメージをアップロードし、サブスクリプションを割り当てます。

このサブスクリプションには、Red Hat のコストが含まれていますが、他のインスタンスのコストは、Microsoft 社に支払うことになります。

Azure に移行するカスタムイメージは、既存の Red Hat サブスクリプションを使用するため、クラウドアクセスイメージと呼ばれています。Red Hat は、クラウドアクセスイメージを直接サポートします。

RHEL を含む既存の Azure イメージをデプロイすることを選択する

Azure イメージには、Red Hat 製品が含まれる

Azure コンソールを使用して仮想マシンを作成する際に RHEL イメージを選択するか、Azure Marketplace から仮想マシンを選択します。

従量課金モデルで 1 時間ごとに Microsoft 社に支払います。このようなイメージはオンデマンドと呼ばれています。 Azure は、サポート契約に基づいてオンデマンドイメージのサポートを提供します。

Red Hat は、イメージの更新を提供します。Azure により、Red Hat Update Infrastructure (RHUI) から更新を利用できるようにします。

注記

Red Hat Image Builder を使用して、Azure 用のカスタムイメージを作成できます。詳細は RHEL システムイメージのカスタマイズ を参照してください。

本章の残りの部分には、Red Hat Enterprise Linux カスタムイメージに関連する情報および手順が記載されています。