9.3. CUPS Web UI へのアクセスおよび設定

本セクションでは、CUPS Web ユーザーインターフェース (Web UI) にアクセスし、このインターフェースで印刷を管理できるように設定する方法を説明します。

手順

CUPS Web UI にアクセスするには、以下のコマンドを実行します。

  1. /etc/cups/cupsd.conf ファイルに ポート 631 を設定して、CUPS サーバーがネットワークから接続をリッスンできるようにします。

    #Listen localhost:631
    Port 631
    警告

    CUPS サーバーがポート 631 でリッスンできるようにするには、サーバーがアクセスできるアドレスに対してこのポートを開きます。したがって、この設定は、外部ネットワークから到達できないローカルネットワークでのみ使用してください。サーバーが外部ネットワークからアクセス可能で、ローカルネットワーク用にのみポート 631 を開く必要がある場合は、/etc/cups/cupsd.conf ファイルに #Listen <server_local_IP_address>:631 を設定します。<server_local_IP_address> は、外部ネットワークから到達できない IP アドレスですが、ローカルマシンで利用できます。

  2. /etc/cups/cupsd.conf ファイルに以下を追加して、システムが CUPS サーバーにアクセスできるようにします。

    <Location />
    Allow from <your_ip_address>
    Order allow,deny
    </Location>

    <your_ip_address> は、システムの実際の IP アドレスになります。サブネットに正規表現を使用することもできます。

    警告

    CUPS 設定では、<Location> タグの Allow from all ディレクティブを利用できますが、外部インターネットネットワークに CUPS を開く場合や、サーバーがプライベートネットワークにある場合は、Red Hat では使用が推奨されません。Allow from all を設定すると、ポート 631 からサーバーに接続できるすべてのユーザーがアクセスできるようになります。Port ディレクティブを 631 に設定し、サーバーが外部ネットワークからアクセスできる場合は、インターネット上の誰もがシステムの CUPS サービスにアクセスできます。

  3. cups.service を再起動します。

    # systemctl restart cups
  4. ブラウザーを開き、http://<IP_address_of_the_CUPS_server>:631/ に移動します。

    cups ui intro

    Administration メニュー以外のすべてのメニューが利用できるようになりました。

    Administration メニューをクリックすると、 Forbidden メッセージが表示されます。

    forbidden メッセージ

    Administration メニューにアクセスするには、「CUPS Web UI への管理アクセスの取得」の手順に従います。

9.3.1. CUPS Web UI への管理アクセスの取得

本セクションでは、CUPS Web UI への管理アクセスを取得する方法を説明します。

手順

  1. CUPS Web UIAdministation メニューにアクセスするには、/etc/cups/cupsd.conf ファイルに以下を追加します。

    <Location /admin>
    Allow from <your_ip_address>
    Order allow,deny
    </Location>
    注記

    <your_ip_address> を、システムの実際の IP アドレスに置き換えます。

  2. CUPS Web UI で設定ファイルにアクセスするには、/etc/cups/cupsd.conf ファイルに以下の内容を含めます。

    <Location /admin/conf>
    AuthType Default
    Require user @SYSTEM
    Allow from <your_ip_address>
    Order allow,deny
    </Location>
    注記

    <your_ip_address> を、システムの実際の IP アドレスに置き換えます。

  3. CUPS Web UI でログファイルにアクセスするには、/etc/cups/cupsd.conf ファイルに以下の内容を追加します。

    <Location /admin/log>
    AuthType Default
    Require user @SYSTEM
    Allow from <your_ip_address>
    Order allow,deny
    </Location>
    注記

    <your_ip_address> を、システムの実際の IP アドレスに置き換えます。

  4. CUPS Web UI で認証された要求の暗号化の使用を指定するには、/etc/cups/cupsd.conf ファイルに DefaultEncryption を追加します。

    DefaultEncryption IfRequested

    この設定では、管理 メニューにアクセスする際に、プリンターの追加を許可されたユーザーのユーザー名を入力する認証ウィンドウが表示されます。ただし、DefaultEncryption を設定する方法は他にもあります。詳細は、man ページの cupsd.conf を参照してください。

  5. cups サービスを再起動します。

    # systemctl restart cups
    警告

    cups サービスを再起動しないと、/etc/cups/cupsd.conf の変更は適用されません。その結果、CUPS Web UI への管理アクセスは取得できません。

関連情報

  • /etc/cups/cupsd.conf ファイルを使用して CUPS サーバーを設定する方法は、man ページの cupsd.conf を参照してください。

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