1.4. httpd サービスの実行

本セクションでは、Apache HTTP Server の起動、停止、再起動、および現在のステータスの確認を行う方法を説明します。httpd サービスを使用するには、httpd パッケージがインストールされていることを確認します。

~]# yum install httpd

Red Hat Enterprise Linux 8 の Apache HTTP Server は、アプリケーションストリームで利用可能な httpd モジュールからもインストールできます。

httpd モジュールをインストールするには、root で以下のコマンドを実行します。

~]# yum module install httpd

このコマンドでは、SSL/TLS サポートを提供する mod_ssl モジュールもインストールされます。

1.4.1. サービスの起動

httpd サービスを実行する場合は、root で次のコマンドを実行します。

~]# systemctl start httpd.service

システムの起動時にサービスを自動的に起動するようにするには、以下のコマンドを使用します。

~]# systemctl enable httpd.service
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service to /usr/lib/systemd/system/httpd.service.
注記

Apache HTTP Server を安全なサーバーとして実行して、暗号化された SSL 秘密鍵を使用する場合は、システムの起動後にパスワードが必要になります。

1.4.2. サービスの停止

実行中の httpd サービスを停止するには、root で次のコマンドを実行します。

~]# systemctl stop httpd.service

システムの起動時にサービスが自動的に起動しないようにするには、以下を入力します。

~]# systemctl disable httpd.service
Removed symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service.

1.4.3. サービスの再起動

実行中の httpd サービスを再起動する方法は 2 つあります。

  1. サービスを完全に再起動するには、root で次のコマンドを入力します。

    ~]# systemctl restart httpd.service

    これにより、稼働中の httpd サービスが停止し、すぐに再起動します。このコマンドは、PHP など、動的に読み込んだモジュールをインストールまたは削除した後に使用します。

  2. アクティブな要求に影響を与えずに設定を再読み込みするには、root で次のコマンドを入力します。

    ~]# systemctl reload httpd.service

    これにより、実行中の httpd サービスが、設定ファイルを再読み込みします。現在処理中のリクエストは、引き続き古い設定を使用します。

1.4.4. サービスステータスの確認

httpd サービスが実行していることを確認するには、シェルプロンプトで以下を入力します。

~]# systemctl is-active httpd.service
active