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9.3.6.4. レプリカサーバーをソースサーバーに接続する
MySQL レプリカサーバーでは、認証情報とソースサーバーのアドレスを設定する必要があります。次の手順を使用して、レプリカサーバーを実装します。
前提条件
- ソースサーバーは、MySQL ソースサーバーの設定 で説明されているように、インストールおよび設定されている。
- レプリカサーバーは、MySQL レプリカサーバーの設定 で説明されているように、インストールおよび設定されている。
- レプリケーションユーザーを作成している。MySQL ソースサーバーでのレプリケーションユーザーの作成 を参照してください。
手順
レプリカサーバーを読み取り専用状態に設定します。
mysql> SET @@GLOBAL.read_only = ON;
レプリケーションソースを設定します。
mysql> CHANGE REPLICATION SOURCE TO -> SOURCE_HOST='source_ip_address', -> SOURCE_USER='replication_user', -> SOURCE_PASSWORD='password', -> SOURCE_AUTO_POSITION=1;
MySQL レプリカサーバーでレプリカスレッドを開始します。
mysql> START REPLICA;
ソースサーバーとレプリカサーバーの両方で、読み取り専用状態の設定を解除します。
mysql> SET @@GLOBAL.read_only = OFF;
オプション: デバッグの目的で、レプリカサーバーのステータスを検査します。
mysql> SHOW REPLICA STATUS\G;
注記レプリカサーバーの起動または接続に失敗した場合は、
SHOW MASTER STATUS
コマンドの出力に表示されるバイナリーログファイルの位置に続く特定の数のイベントをスキップできます。たとえば、定義された位置から最初のイベントをスキップします。mysql> SET GLOBAL SQL_SLAVE_SKIP_COUNTER=1;
レプリカサーバーを再起動してみてください。
オプション: レプリカサーバーでレプリカスレッドを停止します。
mysql> STOP REPLICA;