Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

9.2.4.2. Mariabackup ユーティリティーを使用した物理的なオンラインバックアップの実行

Mariabackup Percona XtraBackup テクノロジーをベースとしたユーティリティーで、InnoDB、Aria、および MyISAM テーブルの物理的なオンラインバックアップを実行できます。このユーティリティーは、AppStream リポジトリーから mariadb-backup パッケージで提供されます。

Mariabackup MariaDB サーバーの完全バックアップ機能に対応します。これには、暗号化されたデータおよび圧縮データが含まれます。

前提条件

  • mariadb-backup パッケージがシステムにインストールされている。

    # yum install mariadb-backup
  • 指定する必要があります Mariabackup バックアップを実行するユーザーの認証情報を使用します。認証情報はコマンドラインまたは設定ファイルで指定できます。
  • ユーザー Mariabackup RELOADLOCK TABLES、および REPLICATION CLIENT の権限 がなければなりません。

データベースのバックアップを作成するには、 Mariabackup、以下の手順を使用します。

手順

  • コマンドラインで認証情報を提供する間にバックアップを作成するには、以下を実行します。

    $ mariabackup --backup --target-dir <backup_directory> --user <backup_user> --password <backup_passwd>

    target-dir オプションは、バックアップファイルを格納するディレクトリーを定義します。完全バックアップを実行する場合は、ターゲットディレクトリーが空であるか、存在しない必要があります。

    ユーザー オプションおよび パスワード オプションにより、ユーザー名とパスワードを設定できます。

  • 設定ファイルに認証情報を設定してバックアップを作成するには、次のコマンドを実行します。

    1. /etc/my.cnf.d/ ディレクトリーに設定ファイルを作成します (例: /etc/my.cnf.d/mariabackup.cnf)。
    2. 以下の行を新規ファイルの [xtrabackup] セクションまたは [mysqld] セクションに追加します。

      [xtrabackup]
      user=myuser
      password=mypassword
    3. バックアップを実行します。

      $ mariabackup --backup --target-dir <backup_directory>
重要

Mariabackup 設定ファイルの [mariadb] セクションでオプションが読み込まれません。MariaDB サーバーにデフォルト以外のデータディレクトリーが指定されている場合には、設定ファイルの [xtrabackup] セクションまたは [ mysqld] セクションにこのディレクトリーを指定する必要があります。 Mariabackup データディレクトリーを見つけることができる。

デフォルト以外のデータディレクトリーを指定するには、MariaDB 設定ファイルの [xtrabackup] セクションまたは [mysqld] セクションに以下の行を追加します。

datadir=/var/mycustomdatadir

関連情報