Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

3.3. 各 VDO テストの前に記録する情報

テスト環境を完全に把握できるように、各テストの開始時に次の情報を記録する必要があります。sosreport ユーティリティーを使用すると、必要な多くの情報を取得できます。

必要な情報

  • 使用される Linux ビルド (カーネルビルド番号を含む)
  • rpm -qa コマンドから取得した、インストールされているパッケージの完全なリスト
  • 完全なシステム仕様

    • CPU の種類および数 (/proc/cpuinfo ファイルで利用可能)
    • 設置したメモリーと、rase OS の実行後に使用可能な量 (/proc/meminfo ファイルで利用可能)
    • 使用されているドライブコントローラーの種類
    • 使用されているディスクの種類と数量
  • 実行中のプロセスの完全なリスト (ps aux コマンドから取得した、または同様のリスト)
  • VDO で使用するために作成した物理ボリュームおよびボリュームグループの名前 (pvs コマンドおよび vgs コマンド)
  • VDO ボリュームをフォーマットするときに使用されるファイルシステム (存在する場合)
  • マウントしたディレクトリーの権限
  • /etc/vdoconf.yaml ファイルの内容
  • VDO ファイルの場所