2.3. 物理サイズ別の VDO 要件の例

以下の表は、基盤となるボリュームの物理サイズに基づいた、VDO のシステム要件の概算を示しています。それぞれの表には、プライマリーストレージ、バックアップストレージなどの、目的のデプロイメントに適した要件が記載されています。

正確な数値は、VDO ボリュームの設定により異なります。

プライマリーストレージのデプロイメント

プライマリーストレージの場合、UDS インデックスのサイズは、物理サイズの 0.01% から 25% になります。

表2.1 プライマリーストレージのストレージ要件およびメモリー要件

物理サイズメモリー使用率: UDSメモリー使用率: VDOディスク使用率インデックスタイプ

10 GB - 1 TB

250 MB

472 MB

2.5 GB

Dense

2 - 10 TB

1 GB

3 GB

10 GB

Dense

250 MB

22 GB

Sparse

11 - 50 TB

2 GB

14 GB

170 GB

Sparse

51 - 100 TB

3 GB

27 GB

255 GB

Sparse

101 - 256 TB

12 GB

69 GB

1020 GB

Sparse

バックアップストレージのデプロイメント

バックアップストレージの場合、UDS インデックスは、バックアップセットのサイズよりは大きくなりますが、物理サイズと同じか、より小さくなります。バックアップセットや物理サイズが今後大きくなる可能性がある場合は、これをインデックスサイズに組み込んでください。

表2.2 バックアップストレージのストレージ要件およびメモリー要件

物理サイズメモリー使用率: UDSメモリー使用率: VDOディスク使用率インデックスタイプ

10 GB - 1 TB

250 MB

472 MB

2.5 GB

Dense

2 - 10 TB

2 GB

3 GB

170 GB

Sparse

11 - 50 TB

10 GB

14 GB

850 GB

Sparse

51 - 100 TB

20 GB

27 GB

1700 GB

Sparse

101 - 256 TB

26 GB

69 GB

3400 GB

Sparse