第21章 コンテナー

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.0 用の一連のコンテナーイメージが利用できます。以下は、主な変更点です。

  • RHEL 8.0 には、Docker が同梱されていません。コンテナーを使用するには、ツールの podmanbuildahskopeo、および runc が必要です。

    RHEL 8 でこのツールとコンテナーを使用する方法は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • podman ツールが、完全に対応されるようになりました。

    podman ツールでは、1 つのノードにある Pod、コンテナーイメージ、およびコンテナーが管理されます。これは、libpod ライブラリーでビルドされます。このライブラリーでは、コンテナーおよびコンテナーのグループ (Pod と呼ばれています) の管理が有効になります。

    podman の使用方法は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • RHEL 8 GA 以降、Red Hat Universal Base Images (UBI) が新たに利用できるようになりました。UBI は、標準および最小の RHEL ベースイメージなど、以前提供されていた Red Hat イメージの一部を置き換えるものです。

    以前の Red Hat イメージとは異なり、UBI は自由に再配布できます。つまり、あらゆる環境で使用でき、どこでも共有できます。Red Hat のお客様でなくても使用できます。

    UBI の詳細は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • RHEL 8 GA 時に、AppStream コンポーネントを提供するコンテナーイメージが追加されました。このコンテナーイメージは、RHEL 7 の Red Hat Software Collections で配布されています。このような RHEL 8 イメージは、すべて ubi8 ベースイメージに基づいています。
  • 64 ビットの ARM アーキテクチャーに対するコンテナーイメージの ARM は、RHEL 8 で完全に対応されています。
  • RHEL 8 では、rhel-tools コンテナーが削除されました。sos ツールおよび redhat-support-tool ツールは、support-tools コンテナーで提供されています。システム管理者は、このイメージを、システムツールのコンテナーイメージをビルドするためのベースとして使用することもできます。
  • ルートレスコンテナーは、RHEL 8 ではテクノロジープレビューとして利用できます。

    ルートレスコンテナーは、管理者権限なしで通常のシステムユーザーにより作成および管理されるコンテナーです。