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4.2. システムの固定 (ピン留め) にユーザーが使用できるメモリー量の増加

Remote direct memory access (RDMA) 操作では、物理メモリーのピン留めが必要です。その結果、カーネルはスワップスペースにメモリーを書き込むことができなくなります。ユーザーがメモリーを過剰にピン留めすると、システムのメモリーが不足するため、カーネルはプロセスを終了してより多くのメモリーを解放します。したがって、メモリーのピン留めは特権付きの操作になります。

root 以外のユーザーが大規模な RDMA アプリケーションを実行する場合は、システムでこれらのユーザーがピン留めできるメモリー容量を増やす必要があります。本セクションでは、rdma グループに無制限のメモリー容量を設定する方法について説明します。

手順

  • root ユーザーで、/etc/security/limits.conf ファイルを以下の内容で作成します。

    @rdma soft memlock unlimited
    @rdma hard memlock unlimited

検証

  1. /etc/security/limits.conf ファイルの編集後、rdma グループのメンバーとしてログインしてください。

    Red Hat Enterprise Linux は、ユーザーのログイン時に、更新された ulimit の設定を適用することに注意してください。

  2. ulimit -l コマンドを使用して制限を表示します。

    $ ulimit -l
    unlimited

    コマンドが unlimited を返す場合、ユーザーはメモリーのピン留めを無制限にできます。

関連情報

  • limits.conf(5) man ページ