第9章 イーサネットネットワークインターフェイスの命名に prefixdevname を使用

このドキュメントは、イーサネットネットワークインターフェースへの一貫した命名規則を利用しない場合に、インタフェースの名前に接頭辞を設定する方法を説明します。

ただし、Red Hat は、Red Hat Enterprise Linux 7 と同じデフォルトの命名規則を使用することを推奨します。このスキームの詳細は『Consistent Network Device Naming』を参照してください。

9.1. prefixdevname の概要

prefixdevname ツールは、Ethernet ネットワークインターフェースの命名に使用した接頭辞を定義する udev ヘルパーユーティリティーです。

9.2. prefixdevname の設定

prefixdevname を使用した接頭辞の設定は、システムのインストール時に行われます。

イーサネットネットワークインターフェースに必要な接頭辞を設定にして有効にするには、カーネルコマンドラインに次の行を追加します。

net.ifnames.prefix=<required prefix>
警告

Red Hat は、デプロイ済みのシステムで prefixdevname を使用することはサポートしていません。

接頭辞を一度設定し、オペレーティングシステムを再起動すると、接頭辞は、ネットワークインターフェースが表示されるたびに有効になります。新しいデバイスは、<PREFIX><INDEX> の形式で名前に割り当てられます。たとえば、選択した接頭辞が net で、net0 接頭辞および net1 接頭辞がシステムにすでに存在している場合、新しいインターフェースの名前は net2 となります。次に、prefixdevname ユーティリティーは、新しい .link ファイルを /etc/systemd/network ディレクトリーに生成し、表示されたばかりの MAC アドレスを持つインターフェイスにその名前を適用します。この設定は、システムを再起動しても持続します。

9.3. prefixdevname の制限事項

イーサネットネットワークインターフェースの接頭辞には一定の制限があります。

選択する接頭辞は、次の要件を満たす必要があります。

  • ASCII 文字列である
  • 英数字文字列である
  • 16 文字を超えないこと
警告

この接頭辞は、Linux の命名に使用される周知な接頭辞 (ethenoensem など) と競合させることはできません。