Red Hat Training
A Red Hat training course is available for RHEL 8
12.9. ソフトウェアリポジトリーの管理
yum および関連ユーティリティーの設定情報は /etc/yum.conf
ファイルに保存されます。このファイルには [repository]
セクションが含まれており、リポジトリー固有のオプションを設定できます。
/etc/yum.repos.d/
ディレクトリーにある、新規または既存の .repo
ファイルに個々のリポジトリーを定義することが推奨されます。
/etc/yum.conf
ファイルの各 [repository]
セクションで定義した値は、[main]
セクションに設定した値をオーバーライドします。
次のセクションでは、以下を行う方法を説明します。
-
[repository]
オプションを設定する - yum リポジトリーを追加する
- yum リポジトリーを有効にする
- yum リポジトリーを無効にする
12.9.1. YUM リポジトリーオプションの設定
/etc/yum.conf
設定ファイルには [repository]
のセクションが含まれ、repository は一意のリポジトリー ID に置き換えます。[repository]
セクションでは、各 yum リポジトリーを定義できます。
注記
競合を回避するために、カスタムリポジトリーには Red Hat リポジトリーで使用される名前を指定しないでください。
利用可能な [repository]
オプションの完全なリストは、yum.conf(5) man ページの [repository] OPTIONS
セクションを参照してください。