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16.6. システムの休止状態
以下の手順に従うと、システムを休止状態にするか、休止状態にして一時停止することができます。
前提条件
-
root
ユーザーに切り替える。
手順
システムを休止状態にするには、以下のコマンドを実行します。
systemctl hibernate
このコマンドは、システムの状態をハードディスクドライブに保存し、マシンの電源を切ります。マシンの電源を戻すと、システムは再起動せずに、保存されたデータからその状態を復元します。
システムの状態がメモリーではなくハードディスクに保存されるため、マシンでメモリーモジュールへの電源供給を維持する必要はありません。ただし、システムは、一時停止モードより、休止状態から復元する方がはるかに遅くなります。
システムを休止状態にして一時呈すするには、以下のコマンドを実行します。
systemctl hybrid-sleep
関連情報