Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

38.7.2. TLS を使用したサーバーロギングの設定

Logging システムロールを使用して、RHEL システムのログインをサーバーとして設定し、Ansible Playbook を実行して TLS でリモートロギングシステムからログを受信できます。

以下の手順では、Ansible インベントリーの server グループ内の全ホストに TLS を設定します。

前提条件

  • TLS を設定する管理ノードで Playbook の実行権限がある。
  • 管理対象ノードがコントロールノードのインベントリーファイルに記載されている。
  • ansible パッケージおよび rhel-system-roles パッケージがコントロールノードにインストールされている。

手順

  1. 以下の内容を含む playbook.yml ファイルを作成します。

    ---
    - name: Deploying remote input and remote_files output with certs
      hosts: server
      roles:
        - rhel-system-roles.logging
      vars:
        logging_pki_files:
          - ca_cert_src: /local/path/to/ca_cert.pem
            cert_src: /local/path/to/cert.pem
            private_key_src: /local/path/to/key.pem
        logging_inputs:
          - name: input_name
            type: remote
            tcp_ports: 514
            tls: true
            permitted_clients: ['clients.example.com']
        logging_outputs:
          - name: output_name
            type: remote_files
            remote_log_path: /var/log/remote/%FROMHOST%/%PROGRAMNAME:::secpath-replace%.log
            async_writing: true
            client_count: 20
            io_buffer_size: 8192
        logging_flows:
          - name: flow_name
            inputs: [input_name]
            outputs: [output_name]

    Playbook は以下のパラメーターを使用します。

    logging_pki_files
    このパラメーターを使用して、TLS を設定し、ca_cert_srccert_src および private_key_src パラメーターを指定する必要があります。
    ca_cert
    CA 証明書へのパスを表します。デフォルトのパスは /etc/pki/tls/certs/ca.pem で、ファイル名はユーザーが設定します。
    cert
    証明書へのパスを表します。デフォルトのパスは /etc/pki/tls/certs/server-cert.pem で、ファイル名はユーザーが設定します。
    private_key
    秘密鍵へのパスを表します。デフォルトのパスは /etc/pki/tls/private/server-key.pem で、ファイル名はユーザーが設定します。
    ca_cert_src
    ローカルの CA 証明書ファイルパスを表します。これはターゲットホストにコピーされます。ca_cert を指定している場合は、その場所にコピーされます。
    cert_src
    ローカルの証明書ファイルパスを表します。これはターゲットホストにコピーされます。cert を指定している場合には、その証明書が場所にコピーされます。
    private_key_src
    ローカルキーファイルのパスを表します。これはターゲットホストにコピーされます。private_key を指定している場合は、その場所にコピーされます。
    tls
    このパラメーターを使用すると、ネットワーク経由でログを安全に転送できるようになります。セキュアなラッパーが必要ない場合は、tls: true と設定できます。
  2. Playbook の構文を確認します。

    # ansible-playbook --syntax-check playbook.yml
  3. インベントリーファイルで Playbook を実行します。

    # ansible-playbook -i inventory_file playbook.yml