Red Hat Training

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第40章 Python のインストールおよび使用

Red Hat Enterprise Linux 8 では、Python 3 は、AppStream リポジトリーの python36python38、および python39 モジュールにより提供されるバージョン 3.6、3.8、および 3.9 で配布されます。

警告

バージョンを指定しない python コマンドを使用して Python をインストールまたは実行すると、曖昧なためデフォルトでは動作しません。Python のバージョンを常に指定するか、alternatives コマンドを使用してシステムのデフォルトバージョンを設定します。

40.1. Python 3 のインストール

設計上、python27python36python38、および python39 モジュールを含む RHEL 8 モジュールを同時にインストールできます。1 つのモジュール内の複数のストリームでの並列インストールは、サポート対象外です。

mod_wsgi モジュールを除き、同じシステムに Python3.6 と同時に、いずれかのバージョン用にビルドされたパッケージを含む Python3.8 と Python3.9 をインストールできます。Apache HTTP Server の制限により、システムに python3-mod_wsgipython38-mod_wsgi、または python39-mod_wsgi パッケージのいずれかしかインストールできません。

手順

  • python36 モジュールから Python 3.6 をインストールするには、以下を使用します。

    # yum install python3

    python36:3.6 モジュールストリームは、自動的に有効になります。

  • python38 モジュールから Python 3.8 をインストールするには、以下を使用します。

    # yum install python38

    python38:3.8 モジュールストリームは、自動的に有効になります。

  • python39 モジュールから Python 3.9 をインストールするには、以下を使用します。

    # yum install python39

    python39:3.9 モジュールストリームは、自動的に有効になります。

検証手順

  • お使いのシステムにインストールされている Python のバージョンを確認するには、必要なバージョンの Python 固有の python コマンドで --version オプションを使用します。

    • Python 3.6 の場合

      $ python3 --version
    • Python 3.8 の場合

      $ python3.8 --version
    • Python 3.9 の場合

      $ python3.9 --version