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13.5.3. ブリッジモードの仮想ネットワーク

ほとんどの仮想マシンネットワークモードでは、仮想マシンは virbr0 仮想ブリッジを自動的に作成して接続します。一方、ブリッジ モードでは、仮想マシンはホストの既存の Linux ブリッジに接続します。これにより、仮想マシンが物理ネットワークに直接表示されます。これにより、着信接続が有効になりますが、追加のルーティングテーブルエントリーは必要ありません。

ブリッジモードは、MAC アドレスに基づいて接続スイッチを使用します。

vn Bridged Mode Diagram

ブリッジモードでは、仮想マシンがホストマシンと同じサブネットに表示されます。同じ物理ネットワークにあるその他のすべての物理マシンは、仮想マシンを検出し、そのマシンにアクセスできます。

ブリッジネットワークボンディング

複数の物理ブリッジインターフェースをボンドで結合することで、ハイパーバイザーで複数の物理ブリッジインターフェースを使用できます。ボンドをブリッジに追加すると、仮想マシンをブリッジに追加できるようになります。ただし、ボンディングドライバーにはいくつかの操作モードがあり、これらのモードのすべてが、仮想マシンが使用されているブリッジで機能する訳ではありません。

以下の ボンディングモード を使用できます。

  • モード 1
  • モード 2
  • モード 4

一方、モード 0、3、5、または 6 を使用すると、接続が失敗する可能性が高くなります。また、ARP (Address Resolution Protocol) の監視が適切に機能しないため、MII (Media-Independent Interface) 監視を使用してボンディングモードを監視する必要があります。

ボンディングモードの詳細は、Red Hat ナレッジベース「仮想マシンのゲストが接続するブリッジで使用される場合にどのボンディングモードが有効ですか?」を参照してください。

一般的なシナリオ

ブリッジモードにおける最も一般的なユースケースには、たとえば以下のようなものがあります。

  • ホストマシンとともに既存のネットワークに仮想マシンをデプロイし、仮想マシンと物理マシンの相違点をエンドユーザーに非表示にする。
  • 既存の物理ネットワーク設定を変更せずに仮想マシンをデプロイする。
  • 既存の物理ネットワークから簡単にアクセスできる必要がある仮想マシンをデプロイする。DHCP サービスにアクセスする必要のある物理ネットワークに仮想マシンを配置する。
  • 仮想 LAN (VLAN) を使用する既存のネットワークに仮想マシンを接続する。

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