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11.3.7. Web コンソールで vHBA デバイスを使用して SCSI ベースのストレージプールを作成
SCSI ベースのストレージプールは、Small Computer System Interface (SCSI) デバイスに基づいています。この設定では、ホストは仮想ホストバスアダプター (vHBA) を使用して SCSI デバイスに接続できる必要があります。
前提条件
- vHBA を作成します。詳細は、Creating vHBAs を参照してください。
- Web コンソールの VM プラグインが システムにインストールされている。
手順
RHEL Web コンソールで、Virtual Machines タブの Storage pools をクリックします。
Storage pools 画面が表示され、設定されているストレージプールの一覧が示されます。
Create storage pool をクリックします。
Create storage pool ダイアログボックスが表示されます。
- ストレージプールの名前を入力します。
Type ドロップダウンメニューで、iSCSI direct target を選択します。
注記ドロップダウンメニューに iSCSI direct target オプションが表示されない場合、ハイパーバイザーは SCSI ベースのストレージプールをサポートしていません。
残りの情報を入力します。
- Host - マウントポイントがあるネットワークサーバーのホスト名。これは、ホスト名または IP アドレスになります。
- Source path - iSCSI ターゲットの一意の iSCSI 修飾名 (IQN)。
- Initiator - iSCSI イニシエーターである vHBA の一意の iSCSI 修飾名 (IQN)。
- 起動 - ホストの起動時にストレージプールが起動するかどうか
作成 をクリックします。
ストレージプールが作成されます。Create storage pool ダイアログが閉じ、新しいストレージプールがストレージプールの一覧に表示されます。