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17.2.5. Windows 仮想マシンでのバックグラウンドプロセスの最適化
Windows OS を実行している仮想マシンのパフォーマンスを最適化するには、さまざまな Windows プロセスを設定するか、無効化してください。
警告
設定を変更すると、プロセスによっては、予想通り機能しない場合があります。
手順
次の組み合わせを実行すると、Windows 仮想マシンを最適化できます。
- USB や CD-ROM などの未使用のデバイスを削除して、ポートを無効にします。
- SuperFetch や Windows Search などのバックグラウンドサービスを無効にします。サービスの停止に関する詳細は、システムサービスの無効化 または サービス停止 を参照してください。
useplatformclock
を無効にします。これには以下のコマンドを実行します。# bcdedit /set useplatformclock No
- スケジュール済みのディスクのデフラグなど、不要なスケジュールタスクを確認して無効にします。方法は、スケジュール済みタスクの無効化 を参照してください。
- ディスクが暗号化されていないことを確認します。
- 定期的なサーバーアプリケーションのアクティビティーを減らします。これには、各タイマーを編集します。詳細は Multimedia Timers を参照してください。
- 仮想マシンで Server Manager アプリケーションを閉じます。
- ウイルス対策ソフトウェアを無効にします。ウイルス対策ソフトウェアを無効にすると、仮想マシンのセキュリティーが侵害される可能性があることに注意してください。
- スクリーンセーバーを無効にします。
- 使用時以外は、Windows OS のサインイン画面のままにします。