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11.4.6. LVM ベースのストレージプールパラメーター
XML 設定ファイルを使用して LVM ベースのストレージプールを作成または変更する場合は、必要なパラメーターを指定する必要があります。これらのパラメーターの詳細は、以下の表を参照してください。
virsh pool-define
を使用すると、指定したファイルの XML 設定を基にしてストレージプールを作成できます。以下に例を示します。
# virsh pool-define ~/guest_images.xml
Pool defined from guest_images_logical
パラメーター
以下の表は、LVM ベースのストレージプールの XML ファイルに必要なパラメーターの一覧です。
表11.6 LVM ベースのストレージプールパラメーター
説明 | XML |
---|---|
ストレージプールの種類 |
|
ストレージプールの名前 |
|
ストレージプールのデバイスのパス |
|
ボリュームグループの名前 |
|
仮想グループの形式 |
|
ターゲットパス |
|
論理ボリュームグループが複数のディスクパーティションで作成されている場合は、複数のソースデバイスが一覧表示されている可能性があります。以下に例を示します。
<source> <device path='/dev/sda1'/> <device path='/dev/sdb3'/> <device path='/dev/sdc2'/> ... </source>
例
以下は、指定した LVM に基づいたストレージプールに対する XML ファイルの例です。
<pool type='logical'> <name>guest_images_lvm</name> <source> <device path='/dev/sdc'/> <name>libvirt_lvm</name> <format type='lvm2'/> </source> <target> <path>/dev/libvirt_lvm</path> </target> </pool>