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第17章 Windows 仮想マシンのインストールおよび管理

RHEL 8 ホスト上の仮想マシンでゲストオペレーティングシステムとして Microsoft Windows を使用するには、この仮想マシンが正しく実行されるように追加の手順を実行することが推奨されます。

このため、以下のセクションでは、ホストマシンに Windows 仮想マシンをインストールし、最適化する方法を説明します。また、Windows 仮想マシンにドライバーをインストールし、設定する方法を説明します。

17.1. Windows 仮想マシンのインストール

ここでは、RHEL 8 ホストで完全仮想化 Windows マシンを作成し、仮想マシン内でグラフィカル Windows インストーラーを起動し、インストールした Windows ゲストオペレーティングシステム (OS) を最適化する方法を説明します。

仮想マシンを作成して、virt-install コマンドまたは RHEL 8 Web コンソールを使用してインストールできます。

前提条件

  • ローカルまたはネットワークで利用可能な OS のインストールソースがある。次のいずれかになります。

    • インストールメディアの ISO イメージ
    • 既存の仮想マシンインストールのディスクイメージ
  • KVM virtio ドライバーを備えた記憶媒体がある。

    このメディアを作成するには、「ホストマシンでの virtio ドライバーインストールメディアの準備」 を参照してください。

手順

  1. 仮想マシンを作成します。手順は「仮想マシンの作成」を参照してください。

    • virt-install ユーティリティーを使用して仮想マシンを作成する場合は、次のオプションをコマンドに追加します。

      • KVM virtio ドライバーを備えた記憶媒体。以下に例を示します。

        --disk path=/usr/share/virtio-win/virtio-win.iso,device=disk,bus=virtio
      • インストールする Windows バージョン。たとえば、Windows 10 の場合は以下のようになります。

        --os-variant win10

        Windows のバージョンと、適切なオプションの一覧を表示するには、次のコマンドを実行します。

        # osinfo-query os
    • Web コンソールを使用して仮想マシンを作成する場合は、仮想マシンの新規作成 画面の オペレーティングシステム フィールドで Windows のバージョンを指定します。仮想マシンを作成してゲスト OS をインストールしたら、Disks インターフェースを使用して virtio ドライバーを含むストレージメディアを仮想マシンに接続します。手順は「Web コンソールで既存ディスクを仮想マシンに割り当てる手順」を参照してください。
  2. 仮想マシンに Windows OS をインストールします。

    Windows オペレーティングシステムのインストール方法は、関連する Microsoft インストールドキュメントを参照してください。

  3. Windows ゲスト OS で、KVM virtio ドライバーを構成します。詳細は、「Windows 仮想マシン用の KVM 準仮想化ドライバーのインストール」 を参照してください。

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