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16.5.5. Kernel Same-page Merging の無効化

Kernel same-page merging (KSM) はメモリーの密度を向上させますが、CPU 使用率が増え、ワークロードによっては全体のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。このような場合には、KSM を無効にすることで、仮想マシンのパフォーマンスを向上させることができます。

要件に応じて、KSM を 1 回のセッションだけ無効にしたり、永続的に無効にしたりできます。

手順

  • KSM をセッション 1 回分無効にするには、systemctl ユーティリティーを使用して ksm サービスおよび ksmtuned サービスを停止します。

    # systemctl stop ksm
    
    # systemctl stop ksmtuned
  • KSM を永続的に無効にするには、systemctl ユーティリティーを使用して ksm サービスおよび ksmtuned サービスを無効にします。

    # systemctl disable ksm
    Removed /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/ksm.service.
    # systemctl disable ksmtuned
    Removed /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/ksmtuned.service.
注記

KSM を無効にする前に仮想マシン間で共有されていたメモリーページは、そのまま共有されます。共有を停止するには、以下のコマンドを使用して、システムの PageKSM ページをすべて削除します。

# echo 2 > /sys/kernel/mm/ksm/run

KSM ページを匿名ページに置き換えると、khugepaged カーネルサービスは仮想マシンの物理メモリーに透過的なヒュージページを再ビルドします。