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11.2.2.8.2. CLI で vHBA デバイスを使用した SCSI ベースのストレージプールを作成する手順

ここでは、仮想ホストバスアダプター (vHBA) デバイスを使用して、SCSI ベースのストレージプールを作成する手順を説明します。

前提条件

  • ハイパーバイザーが SCSI ベースのストレージプールをサポートしている。

    # virsh pool-capabilities | grep "'scsi' supported='yes'"

    コマンドの出力が表示される場合には、SCSI ベースのストレージプールはサポートの対象です。

  • 先に vHBA を作成し、vHBA デバイスで SCSI ベースのストレージプールを作成できるようにしてある。詳細は、「vHBA の作成」を参照してください。

手順

  1. ストレージプールを作成します。

    virsh pool-define-as コマンドで、vHBA を使用して SCSI ストレージプールを定義して作成します。たとえば、以下は、guest_images_vhba という名前のストレージプールを作成します。このストレージプールは、親アダプター (scsi_host3)、ワールドワイドポート番号 (5001a4ace3ee047d)、ワールドワイドノード番号 (5001a4a93526d0a1) で識別される vHBA を使用します。ストレージプールは /dev/disk/ ディレクトリーにマウントされます。

    # virsh pool-define-as guest_images_vhba scsi --adapter-parent scsi_host3 --adapter-wwnn 5001a4a93526d0a1 --adapter-wwpn 5001a4ace3ee047d --target /dev/disk/
    Pool guest_images_vhba defined

    作成するストレージプールの XML 構成がすでにある場合は、XML を基にプールを定義することもできます。詳細は、「vHBA デバイスを使用した SCSI ベースのストレージプールのパラメーター」 を参照してください。

  2. プールが作成されたことの確認

    virsh pool-list コマンドを使用して、プールが作成されたことを確認します。

    # virsh pool-list --all
    
      Name                 State      Autostart
      -----------------------------------------
      default              active     yes
      guest_images_vhba    inactive   no
  3. ストレージプールを起動します。

    virsh pool-start コマンドを使用して、ストレージプールをマウントします。

    # virsh pool-start guest_images_vhba
      Pool guest_images_vhba started
    注記

    virsh pool-start コマンドは、永続ストレージプールにのみ必要です。一時的なストレージプールは、作成時に自動的に起動します。

  4. (必要に応じて) 自動起動をオンにします。

    デフォルトでは、virsh コマンドを使用して定義したストレージプールは、libvirtd が起動するたびに自動的に起動するようには設定されていません。virsh pool-autostart コマンドを使用して、ストレージプールが自動的に起動するように設定します。

    # virsh pool-autostart guest_images_vhba
      Pool guest_images_vhba marked as autostarted

検証

  1. virsh pool-list コマンドを使用して、自動起動 の状態を確認します。

    # virsh pool-list --all
    
      Name                 State      Autostart
      -----------------------------------------
      default              active     yes
      guest_images_vhba    inactive   yes
  2. ストレージプールが正しく作成され、報告されたサイズが期待どおりで、状態が 実行中 と報告されたことを確認します。

    # virsh pool-info guest_images_vhba
      Name:           guest_images_vhba
      UUID:           c7466869-e82a-a66c-2187-dc9d6f0877d0
      State:          running
      Persistent:     yes
      Autostart:      yes
      Capacity:       458.39 GB
      Allocation:     197.91 MB
      Available:      458.20 GB