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11.2.5. CLI で GlusterFS ベースのストレージプールの作成

GlusterFS は、FUSE (File System in Userspace) ソフトウェアインターフェイスを使用するユーザー空間のファイルシステムです。Gluster サーバーにストレージプールが必要な場合は、virsh ユーティリティーを使用して GlusterFS ベースのストレージプールを作成できます。

前提条件

  • ホストに GlusterFS ベースのストレージプールを作成する前に、GlusterFS を準備します。

    1. 次のコマンドを使用してそのステータスを一覧表示して、Gluster サーバーの IP アドレスを取得します。

      # gluster volume status
      Status of volume: gluster-vol1
      Gluster process                           Port	Online	Pid
      ------------------------------------------------------------
      Brick 222.111.222.111:/gluster-vol1       49155	  Y    18634
      
      Task Status of Volume gluster-vol1
      ------------------------------------------------------------
      There are no active volume tasks
    2. glusterfs-fuse パッケージがインストールされていない場合はインストールします。
    3. virt_use_fusefs ブール値が有効になっていない場合は有効にします。有効になっていることを確認します。

      # setsebool virt_use_fusefs on
      # getsebool virt_use_fusefs
      virt_use_fusefs --> on
  • ハイパーバイザーが GlusterFS ベースのストレージプールをサポートしていることを確認します。

    # virsh pool-capabilities | grep "'gluster' supported='yes'"

    コマンドの出力が表示される場合には、GlusterFS ベースのストレージプールはサポートの対象です。

手順

  1. ストレージプールを作成します。

    virsh pool-define-as コマンドを使用し、GlusterFS ベースのストレージプールを定義して作成します。名前が gluster-vol1、 IP が 111.222.111.222 の Gluster サーバーを使用し、Gluster サーバーの root ディレクトリーにマウントされるストレージプールに guest_images_glusterfs という名前を指定して作成するには、以下を実行します。

    # virsh pool-define-as --name guest_images_glusterfs --type gluster --source-host 111.222.111.222 --source-name gluster-vol1 --source-path /
    Pool guest_images_glusterfs defined

    作成するストレージプールの XML 設定がすでにある場合は、XML を基にプールを定義することもできます。詳細は、GlusterFS-based storage pool parameters を参照してください。

  2. プールが作成されたことを確認します。

    virsh pool-list コマンドを使用して、プールが作成されたことを確認します。

    # virsh pool-list --all
    
      Name                    State      Autostart
      --------------------------------------------
      default                 active     yes
      guest_images_glusterfs  inactive   no
  3. ストレージプールを起動します。

    virsh pool-start コマンドを使用して、ストレージプールをマウントします。

    # virsh pool-start guest_images_glusterfs
      Pool guest_images_glusterfs started
    注記

    virsh pool-start コマンドは、永続ストレージプールにのみ必要です。一時的なストレージプールは、作成時に自動的に起動します。

  4. (必要に応じて) 自動起動をオンにします。

    デフォルトでは、virsh コマンドで定義されたストレージプールは、仮想化サービスが起動するたびに自動的に起動するようには設定されていません。virsh pool-autostart コマンドを使用して、ストレージプールが自動的に起動するように設定します。

    # virsh pool-autostart guest_images_glusterfs
      Pool guest_images_glusterfs marked as autostarted

検証

  • virsh pool-info コマンドを使用して、ストレージプールが running 状態であることを確認します。報告されるサイズが期待どおりであるか、また、自動開始が正しく設定されているかを確認してください。

    # virsh pool-info guest_images_glusterfs
      Name:           guest_images_glusterfs
      UUID:           c7466869-e82a-a66c-2187-dc9d6f0877d0
      State:          running
      Persistent:     yes
      Autostart:      yes
      Capacity:       458.39 GB
      Allocation:     197.91 MB
      Available:      458.20 GB