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11.2.2.4. CLI で仮想マシンの GlusterFS ストレージの作成および割り当て

ここでは、GlusterFS ベースのストレージプールおよびストレージボリュームの作成と、仮想マシンのボリュームの割り当てに関する情報を提供します。

11.2.2.4.1. CLI で GlusterFS ベースのストレージプールの作成

GlusterFS は、ユーザー空間のファイルシステム (FUSE) を使用するユーザー空間のファイルシステムです。ここでは、GlusterFS ベースのストレージプールを作成する手順を説明します。

前提条件

  • ホストに GlusterFS ベースのストレージプールを作成する前に、GlusterFS を準備します。

    1. 次のコマンドを使用してそのステータスを一覧表示して、Gluster サーバーの IP アドレスを取得します。

      # gluster volume status
      Status of volume: gluster-vol1
      Gluster process                           Port	Online	Pid
      ------------------------------------------------------------
      Brick 222.111.222.111:/gluster-vol1       49155	  Y    18634
      
      Task Status of Volume gluster-vol1
      ------------------------------------------------------------
      There are no active volume tasks
    2. glusterfs-fuse パッケージがインストールされていない場合はインストールします。
    3. virt_use_fusefs ブール値が有効になっていない場合は有効にします。有効になっていることを確認します。

      # setsebool virt_use_fusefs on
      # getsebool virt_use_fusefs
      virt_use_fusefs --> on
  • ハイパーバイザーが GlusterFS ベースのストレージプールをサポートしていることを確認します。

    # virsh pool-capabilities | grep "'gluster' supported='yes'"

    コマンドの出力が表示される場合には、GlusterFS ベースのストレージプールはサポートの対象です。

手順

  1. ストレージプールを作成します。

    virsh pool-define-as コマンドを使用し、GlusterFS ベースのストレージプールを定義して作成します。名前が gluster-vol1、 IP が 111.222.111.222 の Gluster サーバーを使用し、Gluster サーバーの root ディレクトリーにマウントされるストレージプールに guest_images_glusterfs という名前を指定して作成するには、以下を実行します。

    # virsh pool-define-as --name guest_images_glusterfs --type gluster --source-host 111.222.111.222 --source-name gluster-vol1 --source-path /
    Pool guest_images_glusterfs defined

    作成するストレージプールの XML 構成がすでにある場合は、XML を基にプールを定義することもできます。詳細は、「GlusterFS ベースのストレージプールパラメーター」 を参照してください。

  2. プールが作成されたことの確認

    virsh pool-list コマンドを使用して、プールが作成されたことを確認します。

    # virsh pool-list --all
    
      Name                    State      Autostart
      --------------------------------------------
      default                 active     yes
      guest_images_glusterfs  inactive   no
  3. ストレージプールを起動します。

    virsh pool-start コマンドを使用して、ストレージプールをマウントします。

    # virsh pool-start guest_images_glusterfs
      Pool guest_images_glusterfs started
    注記

    virsh pool-start コマンドは、永続ストレージプールにのみ必要です。一時的なストレージプールは、作成時に自動的に起動します。

  4. (必要に応じて) 自動起動をオンにします。

    デフォルトでは、virsh コマンドを使用して定義したストレージプールは、libvirtd が起動するたびに自動的に起動するようには設定されていません。virsh pool-autostart コマンドを使用して、ストレージプールが自動的に起動するように設定します。

    # virsh pool-autostart guest_images_glusterfs
      Pool guest_images_glusterfs marked as autostarted

検証

  1. virsh pool-list コマンドを使用して、自動起動 の状態を確認します。

    # virsh pool-list --all
    
      Name                    State      Autostart
      --------------------------------------------
      default                 active     yes
      guest_images_glusterfs  inactive   yes
  2. ストレージプールが正しく作成され、報告されたサイズが期待どおりで、状態が 実行中 と報告されたことを確認します。

    # virsh pool-info guest_images_glusterfs
      Name:           guest_images_glusterfs
      UUID:           c7466869-e82a-a66c-2187-dc9d6f0877d0
      State:          running
      Persistent:     yes
      Autostart:      yes
      Capacity:       458.39 GB
      Allocation:     197.91 MB
      Available:      458.20 GB