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18.4. IBM POWER9 でネストされた仮想マシンの作成

以下の手順に従って、IBM POWER9 ホストでネストされた仮想化を有効にし、設定します。

警告

ネストされた仮想化は現在、IBM POWER9 アーキテクチャーでのみ テクノロジープレビュー として提供されているため、サポート対象外となります。さらに、IBM POWER8 などの旧バージョンの IBM POWER システムでは、ネストされた仮想マシンを作成することはできません。

前提条件

  • L0 RHEL8 ホストが L1 仮想マシンで実行されている。L1 仮想マシンは、RHEL 8 をゲストオペレーティングシステムとして使用している。
  • L0 ホストでネストされた仮想化が有効になっている。

    # cat /sys/module/kvm_hv/parameters/nested
    • コマンドで Y または 1 が返された場合は、この機能が有効ですので、以下の手順を開始できます。
    • コマンドが 0 または N を返す場合は、以下の手順に従ってこの機能を有効にします。

      1. L0 ホストで実行中の仮想マシンをすべて停止します。
      2. kvm モジュールをアンロードします。

        # modprobe -r kvm_hv
      3. ネスト機能をアクティブにします。

        # modprobe kvm_hv nested=1
      4. ネスト機能は有効になりますが、L0 ホストの次回起動時まで有効になります。永続的に有効にするには、以下の行を /etc/modprobe.d/kvm.conf ファイルに追加します。

        options kvm_hv nested=1

手順

  1. L1 仮想マシンが L2 仮想マシンを作成できるようにするには、cap-nested-hv パラメーターを L1 仮想マシンのマシンタイプに追加します。これを行うには、virsh edit コマンドを使用して L1 仮想マシンの XML 設定を変更し、<features> セクションに以下の行を追加します。

    <nested-hv state='on'/>
  2. L2 仮想マシン内に L1 仮想マシンを作成します。これを行うには、L1 仮想マシンの作成 時と同じ手順に従います。

    L2 仮想マシンのパフォーマンスを大幅に向上させるために、Red Hat は、L2 仮想マシンの XML 設定にも「cap-nested-hv」パラメーターを追加することを推奨します。手順は、前の手順を参照してください。

関連情報

  • 現在、IBM POWER8 を L2 仮想マシンのアーキテクチャーとして使用することは機能しないことに注意してください。