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16.3. 仮想マシンのメモリーの設定

仮想マシンのパフォーマンスを改善するために、追加のホスト RAM を仮想マシンに割り当てることができます。同様に、仮想マシンに割り当てるメモリー量を減らして、ホストメモリーを他の仮想マシンやタスクに割り当てることができます。

これらのアクションを実行するには、Web コンソール または コマンドラインインターフェース を使用します。

16.3.1. Web コンソールで仮想マシンのメモリーの追加と削除

仮想マシンのパフォーマンスを向上させるか、または仮想マシンが使用するホストリソースを解放するために、Web コンソールを使用して、仮想マシンに割り当てられたメモリーの量を調整できます。

前提条件

  • ゲスト OS がメモリーバルーンドライバーを実行している。これを確認するには、以下を実行します。

    1. 仮想マシンの設定に memballoon デバイスが含まれていることを確認します。

      # virsh dumpxml testguest | grep memballoon
      <memballoon model='virtio'>
          </memballoon>

      このコマンドで出力が表示され、モデルが none に設定されていない場合は、memballoon デバイスが存在します。

    2. ballon ドライバーがゲスト OS で実行されていることを確認します。

  • Web コンソールの仮想マシンプラグインをインストール して、Web コンソールを使用して仮想マシンを管理できるようにしてある。

手順

  1. 任意: 最大メモリーと、仮想マシンに現在使用されている最大メモリーの情報を取得します。これは、変更のベースラインとして、さらに検証用として機能します。

    # virsh dominfo testguest
    Max memory:     2097152 KiB
    Used memory:    2097152 KiB
  2. 仮想マシン インターフェースで、割り当てているメモリーを表示および設定する仮想マシンの名前がある行をクリックします。

    行が展開され、Overview ペインが表示されます。このペインには、選択した仮想マシンの基本情報が含まれます。

  3. 概要ペインで メモリー 行の値をクリックします。

    メモリー調整 ダイアログが表示されます。

    virt memory cockpit
  4. 選択した仮想マシンの仮想 CPU を設定します。

    • 最大割り当て - 仮想マシンがそのプロセスに使用できるホストメモリーの最大量を設定します。この値を増やすと、仮想マシンのパフォーマンスが低下する可能性が向上し、値を減らすことで、仮想マシンがホスト上にあるパフォーマンスフットプリントが低減します。

      仮想マシンをシャットダウンしてからでないと、最大メモリー割り当てを調整できません。

    • 現在の割り当て - 仮想マシンに割り当てる実際のメモリー量を設定します。値を調整して、仮想マシンで利用可能なメモリーをプロセス用に調整できます。この値は、最大割り当て値を超えることができません。
  5. 保存 をクリックします。

    仮想マシンのメモリー割り当てが調整されます。

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