Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

第30章 NetworkManager で特定接続の IPv6 の無効化

本セクションは、NetworkManager を使用してネットワークインターフェースを管理するシステムで IPv6 プロトコルを無効にする方法を説明します。IPv6 を無効にすると、NetworkManager は、カーネルに対応する sysctl 値を自動的に設定します。

注記

カーネルの設定項目またはカーネルブートパラメーターを使用して IPv6 を無効にする場合は、システム設定に追加で配慮が必要です。詳細は、ナレッジベースの記事「How do I disable or enable the IPv6 protocol in RHEL?」を参照してください。

前提条件

  • システムは NetworkManager を使用してネットワークインターフェースを管理します。これは、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトです。

30.1. nmcli を使用した接続で IPv6 の無効化

この手順では、nmcli ユーティリティーを使用して IPv6 プロトコルを無効にする方法を説明します。

手順

  1. 必要に応じて、ネットワーク接続の一覧を表示します。

    # nmcli connection show
    NAME    UUID                                  TYPE      DEVICE
    Example 7a7e0151-9c18-4e6f-89ee-65bb2d64d365  ethernet  enp1s0
    ...
  2. 接続の ipv6.method パラメーターを disabled に設定します。

    # nmcli connection modify Example ipv6.method "disabled"
  3. ネットワーク接続が再起動します。

    # nmcli connection up Example

検証手順

  1. ip address show コマンドを実行して、デバイスの IP 設定を表示します。

    # ip address show enp1s0
    2: enp1s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
        link/ether 52:54:00:6b:74:be brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
        inet 192.0.2.1/24 brd 192.10.2.255 scope global noprefixroute enp1s0
           valid_lft forever preferred_lft forever

    inet6 エントリーが表示されない場合は、デバイスで IPv6 が無効になります。

  2. /proc/sys/net/ipv6/conf/enp1s0/disable_ipv6 ファイルに値 1 が含まれていることを確認します。

    # cat /proc/sys/net/ipv6/conf/enp1s0/disable_ipv6
    1

    値が 1 の場合は、デバイスに対して IPv6 が無効になります。