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53.8. TCP 再送信の追跡

tcpretrans ユーティリティーは、ローカルおよびリモート IP アドレスおよびポート番号、再送信時の TCP 状態などの TCP 再送信の詳細を表示します。

このユーティリティーは eBPF 機能を使用するため、オーバーヘッドが非常に低くなります。

手順

  1. 以下のコマンドを使用して、TCP 再送信の詳細を表示します。

    # /usr/share/bcc/tools/tcpretrans
    TIME     PID  IP LADDR:LPORT   T> RADDR:RPORT         STATE
    00:23:02 0    4  192.0.2.1:22  R> 198.51.100.0:26788  ESTABLISHED
    00:23:02 0    4  192.0.2.1:22  R> 198.51.100.0:26788  ESTABLISHED
    00:45:43 0    4  192.0.2.1:22  R> 198.51.100.0:17634  ESTABLISHED
    ...

    カーネルが TCP 再送信関数を呼び出すたびに、tcpretrans は、接続の詳細を表示します。

  2. Ctrl+C を押して、追跡プロセスを停止します。

関連情報

  • 詳細は、man ページの tcpretrans(8) を参照してください。
  • tcpretrans および例の詳細は、/usr/share/bcc/tools/doc/tcpretrans_example.txt ファイルを参照してください。
  • tcpretrans(8) がカーネルにアップロードする eBPF スクリプトを表示するには、/usr/share/bcc/tools/tcpretrans --ebpf コマンドを使用します。