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48.2.3. CLI を使用した firewalld 設定の表示

CLI クライアントで、現在のファイアウォール設定を、複数の方法で表示できます。--list-all オプションは、firewalld 設定の完全概要を表示します。

firewalld は、ゾーンを使用してトラフィックを管理します。--zone オプションでゾーンを指定しないと、コマンドは、アクティブネットワークインターフェースおよび接続に割り当てたデフォルトゾーンに対して有効になります。

手順

  • デフォルトゾーンに関連する情報をすべて表示するには、次のコマンドを実行します。

    # firewall-cmd --list-all
    public
      target: default
      icmp-block-inversion: no
      interfaces:
      sources:
      services: ssh dhcpv6-client
      ports:
      protocols:
      masquerade: no
      forward-ports:
      source-ports:
      icmp-blocks:
      rich rules:
  • 設定を表示するゾーンを指定するには、たとえば、--zone=zone-name 引数を firewall-cmd --list-all コマンドに指定します。

    # firewall-cmd --list-all --zone=home
    home
      target: default
      icmp-block-inversion: no
      interfaces:
      sources:
      services: ssh mdns samba-client dhcpv6-client
    ... [trimmed for clarity]
  • サービス、ポートなど、特定情報の設定を確認するには、特定のオプションを使用します。firewalld の man ページか、コマンドの help でオプションの一覧を表示します。

    # firewall-cmd --help
  • 現在のゾーンで許可されているサービスを表示するには、次のコマンドを実行します。

    # firewall-cmd --list-services
    ssh dhcpv6-client
注記

CLI ツールを使用して一覧表示した特定のサブパートの設定は、解釈が難しいことがしばしばあります。たとえば、firewalldSSH サービスを許可し、そのサービスに必要なポート (22) を開くことができます。許可されたサービスを一覧表示すると、一覧には SSH サービスが表示されますが、開いているポートを一覧表示しても、何も表示されません。したがって、--list-all オプションを使用して、完全な情報を取得することが推奨されます。