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6.3. VXLAN が接続されたネットワークブリッジの作成

仮想拡張可能な LAN (VXLAN) を仮想マシンに表示しないようにするには、ホストでブリッジを作成し、VXLAN をブリッジに割り当てます。NetworkManager を使用して、ブリッジと VXLAN の両方を作成します。仮想マシンのトラフィックアクセスポイント (TAP) デバイス (通常はホスト上の vnet*) をブリッジに追加することはありません。libvirtd は、仮想マシンの起動時に動的に追加します。

両方の RHEL ホストでこの手順を実行し、必要に応じて IP アドレスを調整します。

手順

  1. ブリッジ br0 を作成します。

    # nmcli connection add type bridge con-name br0 ifname br0 ipv4.method disabled ipv6.method disabled

    このコマンドは、ブリッジデバイスに IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスを設定しません。これは、このブリッジがレイヤー 2 で機能するためです。

  2. VXLAN インターフェイスを作成し、br0 に割り当てます。

    # nmcli connection add type vxlan slave-type bridge con-name br0-vxlan10 ifname vxlan10 id 10 local 198.51.100.2 remote 203.0.113.1 master br0

    このコマンドは、次の設定を使用します。

    • id 10: VXLAN ID を設定します。
    • local 198.51.100.2: 送信パケットの送信元 IP アドレスを設定します。
    • remote 203.0.113.1: VXLAN デバイスフォワーディングデータベースで宛先リンク層アドレスが不明な場合に、送信パケットで使用するユニキャストまたはマルチキャストの IP アドレスを設定します。
    • master br0: この VXLAN 接続を、br0 接続のポートとして作成するように設定します。
    • ipv4.method disabled および ipv6.method disabled: ブリッジで IPv4 および IPv6 を無効にします。

    初期設定では、NetworkManager は 8472 を宛先ポートとして使用します。宛先ポートが異なる場合は、追加で、destination-port <port_number> オプションをコマンドに渡します。

  3. br0 接続プロファイルを有効にします。

    # nmcli connection up br0
  4. ローカルファイアウォールで、着信 UDP 接続用にポート 8472 を開くには、次のコマンドを実行します。

    # firewall-cmd --permanent --add-port=8472/udp
    # firewall-cmd --reload

検証

  • 転送テーブルを表示します。

    # bridge fdb show dev vxlan10
    2a:53:bd:d5:b3:0a master br0 permanent
    00:00:00:00:00:00 dst 203.0.113.1 self permanent
    ...

関連情報

  • man ページの nm-settings(5)