Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

27.2. NetworkManager-wait-online の概要

同期されたレガシーネットワークスクリプトは、すべての設定ファイルを繰り返してデバイスを設定します。ネットワーク関連の設定をすべて適用し、ネットワークがオンラインであることを確認します。

NetworkManager-wait-online サービスは、ネットワークを設定するタイムアウトで待機します。このネットワーク設定には、イーサネットデバイスへのプラグイン、Wi-Fi デバイスのスキャンなどが含まれます。NetworkManager は、自動的に起動するように設定された適切なプロファイルを自動的にアクティブにします。DHCP のタイムアウトや同様のイベントによる自動アクティベーションプロセスが失敗しても、NetworkManager が長時間ビジー状態を維持される可能性があります。設定によっては、NetworkManager は同じプロファイルまたは別のプロファイルのアクティブ化を再試行します。

起動が完了すると、すべてのプロファイルが非接続状態であるか、正常にアクティベートされます。プロファイルを自動接続するように設定できます。以下は、タイムアウトを設定したり、接続がアクティブとみなされるタイミングを定義するいくつかのパラメーター例です。

  • connection.wait-device-timeout - ドライバーがデバイスを検出するためのタイムアウトを設定します。
  • ipv4.may-fail および ipv6.may-fail - 1 つの IP アドレスファミリーの準備ができている状態でアクティベーションを設定します。または、特定のアドレスファミリーが設定を完了しているかどうかを設定します。
  • ipv4.gateway-ping-timeout - アクティベーションを遅延します。

関連情報

  • nm-settings(5) man ページ