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22.2. 従来のネットワークスクリプトを使用する場合のポリシーベースのルーティングに関連する設定ファイルの概要

NetworkManager の代わりに従来のネットワークスクリプトを使用してネットワークを設定する場合は、ポリシーベースのルーティングを設定することもできます。

注記

network-scripts パッケージが提供する従来のネットワークスクリプトを使用したネットワークの設定は、RHEL 8 では非推奨になりました。Red Hat は、NetworkManager を使用してポリシーベースのルーティングを設定することを推奨します。たとえば、「 NetworkManager を使用した特定のサブネットから別のデフォルトゲートウェイへのトラフィックのルーティング 」を参照してください。

レガシーネットワークスクリプトを使用する場合、次の構成ファイルがポリシーベースルーティングに含まれます。

  • /etc/sysconfig/network-scripts/route-interface - このファイルは IPv4 ルートを定義します。table オプションを使用してルーティングテーブルを指定します。以下に例を示します。

    192.0.2.0/24 via 198.51.100.1 table 1
    203.0.113.0/24 via 198.51.100.2 table 2
  • /etc/sysconfig/network-scripts/route6-interface - このファイルは IPv6 ルートを定義します。
  • /etc/sysconfig/network-scripts/rule-interface - このファイルは、カーネルがトラフィックを特定のルーティングテーブルにルーティングする IPv4 ソースネットワークのルールを定義します。以下に例を示します。

    from 192.0.2.0/24 lookup 1
    from 203.0.113.0/24 lookup 2
  • /etc/sysconfig/network-scripts/rule6-interface - このファイルは、カーネルがトラフィックを特定のルーティングテーブルにルーティングする IPv6 ソースネットワークのルールを定義します。
  • /etc/iproute2/rt_tables - このファイルは、特定のルーティングテーブルを参照する数字の代わりに名前を使用する場合にマッピングを定義します。以下に例を示します。

    1     Provider_A
    2     Provider_B

関連情報

  • IP ルーティングの詳細は、man ページの ip-route(8) を参照してください。
  • ルーティングルールの詳細は、man ページの ip-rule(8) を参照してください。