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第9章 Wi-Fi 接続の管理

本セクションでは、Wi-Fi 接続を設定し、管理する方法を説明します。

9.1. ワイヤレス規制ドメインの設定

Red Hat Enterprise Linux では、crda パッケージに、特定地区のワイヤレス規制ルールをカーネルに提供する Central Regulatory Domain Agent が含まれています。これは特定の udev スクリプトで使用するもので、udev スクリプトをデバッグしない限り手動で実行しないでください。カーネルは、新しい規制ドメインの変更にあたり、udev イベントを送信することで crda を実行します。規制ドメインの変更は、Linux ワイヤレスサブシステム (IEEE-802.11) により起こります。このサブシステムでは、規制データベース情報の維持に regulatory.bin ファイルを使用します。

setregdomain ユーティリティーは、システムの規制ドメインを設定します。Setregdomain は引数を取らず、通常は管理者が手動で呼び出す代わりに、udev などのシステムスクリプトを介して呼び出します。国コードの検索に失敗すると、システム管理者は、/etc/sysconfig/regdomain ファイルで COUNTRY 環境変数を定義できます。

関連情報

規制ドメインの詳細は、次の man ページを参照してください。

  • man ページの setregdomain(1) - 国コードに基づき規制ドメインを設定します。
  • man ページの crda(8) - 特定 ISO または IEC 3166 alpha2 のワイヤレス規制ドメインをカーネルに送信します。
  • man ページの regulatory.bin(5) - Linux ワイヤレス規制データベースを表示します。
  • man ページの iw(8) ページ - ワイヤレスデバイスおよびその設定を表示または操作します。