第6章 nmcli の使用

本セクションでは、nmcli ユーティリティーに関する一般的な情報を説明します。

6.1. nmcli における出力形式

nmcli ユーティリティーは、nmcli コマンドの出力を修正するさまざまなオプションに対応します。このオプションを使用すると、必要な情報のみを表示できます。これにより、スクリプトの出力の処理が容易になります。

デフォルトでは、nmcli ユーティリティーは、出力をテーブルのような形式で表示します。

# nmcli device
DEVICE  TYPE      STATE      CONNECTION
enp1s0  ethernet  connected  enp1s0
lo      loopback  unmanaged  --

-f オプションを使用すると、特定の列をカスタム順序で表示できます。たとえば、DEVICE 列および STATE 列のみを表示するには、次のコマンドを実行します。

# nmcli -f DEVICE,STATE device
DEVICE  STATE
enp1s0  connected
lo      unmanaged

-t オプションを指定すると、出力の個別のフィールドをコロンで区切って表示できます。

# nmcli -t device
enp1s0:ethernet:connected:enp1s0
lo:loopback:unmanaged:

-f-t を組み合わせて、コロン区切り形式で特定のフィールドのみを表示すると、スクリプトで出力を処理する場合に便利です。

# nmcli -f DEVICE,STATE -t device
enp1s0:connected
lo:unmanaged

6.2. nmcli でタブ補完の使用

ホストに bash-completion パッケージがインストールされている場合は、nmcli ユーティリティーがタブ補完に対応します。これにより、オプション名を自動補完し、可能なオプションおよび値を特定できます。

たとえば、nmcli con と入力して Tab を押すと、シェルが自動的に nmcli connection に対してコマンドを完了します。

補完では、入力したオプションまたは値が一意である必要があります。一意でない場合は、nmcli がすべての可能性を表示します。たとえば、nmcli connection d と入力して Tab を押すと、コマンドが、可能なオプションとして delete および down を表示します。

タブ補完を使用して、接続プロファイルに設定できるプロパティーをすべて表示することもできます。たとえば、nmcli connection modify connection_name と入力して Tab を押すと、利用可能なプロパティーの完全リストが表示されます。

6.3. nmcli でよく使用されるコマンド

頻繁に使用する nmcli コマンドの概要を以下に示します。

  • リスト接続プロファイルを表示するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection show
    NAME    UUID                                  TYPE      DEVICE
    enp1s0  45224a39-606f-4bf7-b3dc-d088236c15ee  ethernet  enp1s0
  • 特定の接続プロファイルの設定を表示するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection show connection_name
    connection.id:             enp1s0
    connection.uuid:           45224a39-606f-4bf7-b3dc-d088236c15ee
    connection.stable-id:      --
    connection.type:           802-3-ethernet
    ...
  • 接続のプロパティーを変更するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection modify connection_name property value

    複数のプロパティー の組み合わせをコマンドに渡すと、1 つのコマンドを使用して複数のプロパティーを変更できます。

  • ネットワークデバイスの一覧、その状態、およびデバイスを使用する接続プロファイルを表示するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli device
    DEVICE  TYPE      STATE         CONNECTION
    enp1s0  ethernet  connected     enp1s0
    enp8s0  ethernet  disconnected  --
    enp7s0  ethernet  unmanaged     --
    ...
  • 接続を有効にするには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection up connection_name
  • 接続を無効にするには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection down connection_name

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