Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

第5章 nmcli の使用

本セクションでは、nmcli ユーティリティーに関する一般的な情報を説明します。

5.1. nmcli における出力形式

nmcli ユーティリティーは、nmcli コマンドの出力を修正するさまざまなオプションに対応します。このオプションを使用すると、必要な情報のみを表示できます。これにより、スクリプトの出力の処理が容易になります。

デフォルトでは、nmcli ユーティリティーは、出力をテーブルのような形式で表示します。

# nmcli device
DEVICE  TYPE      STATE      CONNECTION
enp1s0  ethernet  connected  enp1s0
lo      loopback  unmanaged  --

-f オプションを使用すると、特定の列をカスタム順序で表示できます。たとえば、DEVICE 列および STATE 列のみを表示するには、次のコマンドを実行します。

# nmcli -f DEVICE,STATE device
DEVICE  STATE
enp1s0  connected
lo      unmanaged

-t オプションを指定すると、出力の個別のフィールドをコロンで区切って表示できます。

# nmcli -t device
enp1s0:ethernet:connected:enp1s0
lo:loopback:unmanaged:

-f-t を組み合わせて、コロン区切り形式で特定のフィールドのみを表示すると、スクリプトで出力を処理する場合に便利です。

# nmcli -f DEVICE,STATE -t device
enp1s0:connected
lo:unmanaged