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46.6. IPv6 ルーター用に radvd サービスの設定

ルーター広告デーモン (radvd) は、IPv6 のステートレス自動設定に必要なルーター広告メッセージを送信します。これにより、ユーザーがアドレス、設定、ルートを自動的に構成し、そこから提供された情報に基づいてデフォルトのルーターを選択できます。

本セクションの手順では、radvd の設定方法を説明します。

前提条件

  • root ユーザーとしてログインしている。

手順

  1. radvd パッケージをインストールします。

    # yum install radvd
  2. /etc/radvd.conf ファイルを編集し、以下の設定を追加します。

    interface enp1s0
    {
      AdvSendAdvert on;
      AdvManagedFlag on;
      AdvOtherConfigFlag on;
    
      prefix 2001:db8:0:1::/64 {
      };
    };

    この設定により、2001:db8:0:1::/64 サブネット用の enp1s0 デバイスにルーター広告メッセージを送信するように radvd を設定します。AdvManagedFlag on 設定は、クライアントが、DHCP サーバーから IP アドレスを受け取る必要があることを定義し、on に設定した AdvOtherConfigFlag パラメーターは、DHCP サーバーからもアドレス以外の情報を取得する必要があることを定義します。

  3. 必要に応じて、システムの起動時に radvd が自動的に起動するように設定します。

    # systemctl enable radvd
  4. radvd サービスを起動します。

    # systemctl start radvd
  5. 必要に応じて、ルーター広告パッケージのコンテンツと、radvd が送信する設定値を表示します。

    # radvdump

関連情報

  • radvd の設定方法は、man ページの radvd.conf(5) を参照してください。
  • radvd の設定例は、/usr/share/doc/radvd/radvd.conf.example ファイルを参照してください。