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第21章 静的ルートの設定

デフォルトでは、デフォルトゲートウェイが設定されていると、Red Hat Enterprise Linux は、ホストに直接接続されていないネットワークのトラフィックをデフォルトゲートウェイに転送します。静的ルートを使用して、Red Hat Enterprise Linux が特定のホストまたはネットワークのトラフィックをデフォルトゲートウェイとは別のルーターに転送するように設定できます。本セクションでは、静的ルートを設定するさまざまなオプションを説明します。

21.1. nmcli コマンドを使用して、静的ルートを設定する方法

静的ルートを設定するには、次の構文で nmcli ユーティリティーを使用します。

$ nmcli connection modify connection_name ipv4.routes "ip[/prefix] [next_hop] [metric] [attribute=value] [attribute=value] ..."

このコマンドは、次のルート属性に対応します。

  • table=n
  • src=address
  • tos=n
  • onlink=true|false
  • window=n
  • cwnd=n
  • mtu=n
  • lock-window=true|false
  • lock-cwdn=true|false
  • lock-mtu=true|false

サブコマンド ipv4.routes を使用する場合は、nmcli が、このパラメーターの現在の設定をすべて上書きします。ルートを追加するには、nmcli connection modify connection_name +ipv4.routes "…​" コマンドを実行します。​同様に、nmcli connection modify connection_name -ipv4.routes "…​" を使用して、特定ルートを削除します。