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36.2. ifcfg ファイルの動的ネットワーク設定でインタフェースの設定

NetworkManager ユーティリティーおよびアプリケーションを使用しない場合は、ifcfg ファイルを作成してネットワークインターフェイスを手動で設定できます。

手順

  1. ifcfg ファイルの動的ネットワークを使用して、インターフェイス em1 を設定するには、/etc/sysconfig/network-scripts/ ディレクトリーに、以下のような内容で、ifcfg-em1 という名前のファイルを作成します。

    DEVICE=em1
    BOOTPROTO=dhcp
    ONBOOT=yes
  2. 送信するインターフェイスを設定するには、以下を行います。

    • DHCP サーバーに別のホスト名を追加し、ifcfg ファイルに以下の行を追加します。

      DHCP_HOSTNAME=hostname
    • DHCP サーバーに、別の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を追加し、ifcfg ファイルに以下の行を追加します。

      DHCP_FQDN=fully.qualified.domain.name
    注記

    この設定は、いずれか一方のみを使用できます。DHCP_HOSTNAMEDHCP_FQDN の両方を指定すると、DHCP_FQDN のみが使用されます。

  3. 特定の DNS サーバーを使用するようにインターフェイスを設定する場合は、ifcfg ファイルに以下の行を追加します。

    PEERDNS=no
    DNS1=ip-address
    DNS2=ip-address

    ip-address は、DNS サーバーのアドレスです。これにより、ネットワークサービスが、指定した DNS サーバーで /etc/resolv.conf を更新します。DNS サーバーアドレスは、1 つだけ必要です。もう 1 つは任意です。