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24.7. nmcli インタラクティブモードを使用した静的ルートの設定

nmcli ユーティリティーのインタラクティブモードを使用して、ネットワーク接続の設定に静的ルートを追加できます。

以下の手順では、以下の経路を設定します。

  • リモート 198.51.100.0/24 ネットワークへの IPv4 ルート。IP アドレス 192.0.2.10 を持つ対応するゲートウェイは、example の接続を介して到達可能です。
  • リモート 2001:db8:2::/64 ネットワークへの IPv6 ルート。IP アドレス 2001:db8:1::10 を持つ対応するゲートウェイは、example の接続を介して到達可能です。

前提条件

  • example の接続プロファイルが存在し、このホストがゲートウェイと同じ IP サブネットになるように設定されています。

手順

  1. example 接続の nmcli インタラクティブモードを開きます。

    # nmcli connection edit example
  2. 静的 IPv4 ルートを追加します。

    nmcli> set ipv4.routes 198.51.100.0/24 192.0.2.10
  3. 静的 IPv6 ルートを追加します。

    nmcli> set ipv6.routes 2001:db8:2::/64 2001:db8:1::10
  4. 必要に応じて、ルートが設定に正しく追加されたことを確認します。

    nmcli> print
    ...
    ipv4.routes:    { ip = 198.51.100.0/24, nh = 192.0.2.10 }
    ...
    ipv6.routes:    { ip = 2001:db8:2::/64, nh = 2001:db8:1::10 }
    ...

    ip 属性には、転送するネットワークと、ゲートウェイの nh 属性 (次のホップ) が表示されます。

  5. 設定を保存します。

    nmcli> save persistent
  6. ネットワーク接続が再起動します。

    nmcli> activate example
  7. nmcli インタラクティブモードを終了します。

    nmcli> quit

検証

  1. IPv4 ルートを表示します。

    # ip -4 route
    ...
    198.51.100.0/24 via 192.0.2.10 dev enp1s0
  2. IPv6 ルートを表示します。

    # ip -6 route
    ...
    2001:db8:2::/64 via 2001:db8:1::10 dev enp1s0 metric 1024 pref medium

関連情報

  • nmcli(1) man ページ
  • nm-settings-nmcli (5) man ページ