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8.6. nmcli インタラクティブエディターで動的イーサネット接続の設定

この手順では、nmcli ユーティリティーのインタラクティブエディターを使用して、動的イーサネット接続を追加する方法を説明します。この設定では、NetworkManager はこの接続の IP 設定を DHCP サーバーから要求します。

前提条件

  • DHCP サーバーはネットワークで使用できます。

手順

  1. イーサネット接続に新しい NetworkManager 接続プロファイルを追加して、対話モードを開始するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection edit type ethernet con-name Example-Connection
  2. ネットワークインターフェースを設定します。

    nmcli> set connection.interface-name enp7s0
  3. 必要に応じて、Example-Connection プロファイルを使用するときに NetworkManager が DHCP サーバーに送信するホスト名を変更します。

    nmcli> set ipv4.dhcp-hostname Example
    nmcli> set ipv6.dhcp-hostname Example
  4. 必要に応じて、Example-Connection プロファイルを使用するときに NetworkManager が IPv4 DHCP サーバーに送信するクライアント ID を変更します。

    nmcli> set ipv4.dhcp-client-id client-ID

    IPv6 には dhcp-client-id パラメーターがないことに注意してください。IPv6 の識別子を作成するには、dhclient サービスを構成します。

  5. 接続をアクティベートして保存します。

    nmcli> save persistent
    Saving the connection with 'autoconnect=yes'. That might result in an immediate activation of the connection.
    Do you still want to save? (yes/no) [yes] yes
  6. インタラクティブモードを終了します。

    nmcli> quit

検証手順

  1. デバイスおよび接続の状態を表示します。

    # nmcli device status
    DEVICE      TYPE      STATE      CONNECTION
    enp7s0      ethernet  connected  Example-Connection
  2. 接続プロファイルのすべての設定を表示するには、次のコマンドを実行します。

    # nmcli connection show Example-Connection
    connection.id:              Example-Connection
    connection.uuid:            b6cdfa1c-e4ad-46e5-af8b-a75f06b79f76
    connection.stable-id:       --
    connection.type:            802-3-ethernet
    connection.interface-name:  enp7s0
    ...
  3. ping ユーティリティーを使用して、このホストがパケットを他のホストに送信できることを確認します。

    • 同じサブネットの IP アドレスに ping します。

      IPv4 の場合:

      # ping 192.0.2.3

      IPv6 の場合:

      # ping 2001:db8:2::1

      コマンドが失敗した場合は、IP およびサブネットの設定を確認します。

    • リモートサブネットの IP アドレスに ping します。

      IPv4 の場合:

      # ping 198.162.3.1

      IPv6 の場合:

      # ping 2001:db8:2::1
      • コマンドが失敗した場合は、デフォルトゲートウェイに ping して設定を確認します。

        IPv4 の場合:

        # ping 192.0.2.254

        IPv6 の場合:

        # ping 2001:db8:1::fffe
  4. host ユーティリティーを使用して名前解決が機能することを確認します。以下に例を示します。

    # host client.example.com

    connection timed outno servers could be reached など、コマンドがエラーを返した場合は、DNS 設定を確認してください。

関連情報

  • IPv6 のクライアント識別子の設定の詳細は、man ページ dhclient(8) を参照してください。
  • 接続プロファイルのプロパティーとその設定の詳細は、man ページの nm-settings(5) を参照してください。
  • nmcli ユーティリティーの詳細は、 nmcli(1) の man ページを参照してください。
  • ディスクの設定がデバイスの設定と一致しない場合は、NetworkManager を起動するか再起動して、インメモリー接続を作成することで、デバイスの設定を反映します。詳細と、この問題を回避する方法は、「NetworkManager duplicates a connection after restart of NetworkManager service」を参照してください。