Red Hat Training
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15.6. タグによる論理ボリュームのアクティブ化の制御
この手順では、設定ファイルで、特定の論理ボリュームのみをそのホストでアクティブにするように指定する方法を説明します。
手順
たとえば、次のエントリーはアクティベーション要求のフィルターとして機能し (vgchange -ay
など)、vg1/lvol0
と、そのホストのメタデータにある database
タグを持つ論理ボリュームまたはボリュームグループのみをアクティベートします。
activation { volume_list = ["vg1/lvol0", "@database" ] }
メタデータタグがマシンのホストタグと一致する場合にのみ一致する特殊な一致 @*
。
別の例として、クラスター内のすべてのマシンに、以下のエントリーがる状況を考慮してください。
tags { hosttags = 1 }
ホストの db2
でのみ vg1/lvol2
をアクティベートする場合は、以下の手順を行います。
-
クラスター内の任意のホストから
lvchange --addtag @db2 vg1/lvol2
を実行します。 -
lvchange -ay vg1/lvol2
を実行します。
このソリューションでは、ボリュームグループのメタデータ内にホスト名を保存します。