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第105章 Healthcheck を使用した IdM 設定ファイルのパーミッションの確認

Healthcheck ツールを使用して Identity Management (IdM) 設定ファイルをテストする方法について詳しく説明します。

詳細は IdM のヘルスチェック を参照してください。

前提条件

  • Healthcheck ツールは、RHEL 8.1 以降でのみ利用できます。

105.1. ファイルパーミッションの Healthcheck テスト

Healthcheck ツールは、Identity Management (IdM) によりインストールまたは設定される重要なファイルの所有権とパーミッションをテストします。

テスト対象のファイルの所有権またはパーミッションが変更されていると、テスト時に result セクションに警告が返されます。これは必ずしも設定が機能しないことを意味しませんが、ファイルがデフォルト設定と異なることを意味します。

すべてのテストを表示するには、--list-sources オプションを指定して ipa-healthcheck を実行します。

# ipa-healthcheck --list-sources

ファイルパーミッションテストは、ipahealthcheck.ipa.files ソースの下にあります。

IPAFileNSSDBCheck
このテストでは、389-ds NSS データベースと認証局 (CA) データベースを確認します。389-ds データベースは、/etc/dirsrv/slapd-<dashed-REALM> にあり、CA データベースは /etc/pki/pki-tomcat/alias/ にあります。
IPAFileCheck

このテストでは、以下のファイルを確認します。

  • /var/lib/ipa/ra-agent.{key|pem}
  • /var/lib/ipa/certs/httpd.pem
  • /var/lib/ipa/private/httpd.key
  • /etc/httpd/alias/ipasession.key
  • /etc/dirsrv/ds.keytab
  • /etc/ipa/ca.crt
  • /etc/ipa/custodia/server.keys

    PKINIT が有効になっている場合は、以下のファイルを確認します。

  • /var/lib/ipa/certs/kdc.pem
  • /var/lib/ipa/private/kdc.key

    DNS が設定されている場合は、以下のファイルを確認します。

  • /etc/named.keytab
  • /etc/ipa/dnssec/ipa-dnskeysyncd.keytab
TomcatFileCheck

このテストでは、CA が設定されている場合に、いくつかの tomcat 固有のファイルを確認します。

  • /etc/pki/pki-tomcat/password.conf
  • /var/lib/pki/pki-tomcat/conf/ca/CS.cfg
  • /etc/pki/pki-tomcat/server.xml
注記

問題を確認するには、すべての IdM サーバーで上記のテストを実行します。