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35.12. Ansible を使用して、特定の UID を持つ IdM ユーザーが ID ビューに存在することを確認する

自分のコンピューターがあるラボで作業していて、サーバーによってエクスポートされた共有ドライブ内に /home/ ディレクトリーがある場合、次の 2 つのユーザーが存在する場合があります。

  • Identity Management (IdM) に一元的に保存されている、システム全体のユーザー
  • 当該システムに保存されている、アカウントがローカルであるユーザー

IdM ユーザーとしてログインしている場合でも、ローカルユーザーとしてログインしている場合でも、ファイルへのフルアクセスが必要な場合は、両方のユーザーに同じ UID を付与することでそれが可能になります。

この手順では、ansible-freeipa idoverrideuser モジュールを使用して以下を実行します。

  • idview_for_host01 という名前の ID ビューを host01 に適用します。
  • idview_for_host01 で、UID 20001 を持つ idm_user のユーザー ID オーバーライドが存在することを確認します。

前提条件

  • 次の要件を満たすように Ansible コントロールノードを設定している。

    • Ansible バージョン 2.14 以降を使用している。
    • Ansible コントローラーに ansible-freeipa パッケージがインストールされている。
    • RHEL 9.4 以降を使用している。
    • この例では、~/MyPlaybooks/ ディレクトリーに、IdM サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して Ansible インベントリーファイル を作成したことを前提としている。
    • この例では、secret.yml Ansible vault に ipaadmin_password が保存されていることを前提としています。
  • idview_for_host1 ID ビューが存在する。

手順

  1. Ansible コントロールノードで、次の内容を含む ensure-idmuser-and-local-user-have-access-to-same-files.yml Playbook を作成します。

    ---
    - name: Ensure both local user and IdM user have access to same files
      hosts: ipaserver
      become: false
      gather_facts: false
    
      tasks:
      - name: Ensure idview_for_host1 is applied to host1.idm.example.com
        ipaidview:
          ipaadmin_password: "{{ ipaadmin_password }}"
          name: idview_for_host01
          host: host1.idm.example.com
      - name: Ensure idmuser is present in idview_for_host01 with the UID of 20001
        ipaidoverrideuser:
          ipaadmin_password: "{{ ipaadmin_password }}"
          idview: idview_for_host01
          anchor: idm_user
          UID: 20001
  2. ファイルを保存します。
  3. Playbook を実行します。Playbook ファイル、secret.yml ファイルを保護するパスワードを格納するファイル、およびインベントリーファイルを指定します。

    $ ansible-playbook --vault-password-file=password_file -v -i inventory ensure-idmuser-and-local-user-have-access-to-same-files.yml

関連情報

  • ansible-freeipa アップストリームドキュメントの idoverrideuser モジュール