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98.2. nsupdate を使用して外部 DNS レコードを更新する

nsupdate ユーティリティーを使用して外部 DNS レコードを更新できます。プロセスを自動化するために、スクリプトにコマンドを追加することもできます。nsupdate ユーティリティーを使用して更新するには、DNS レコードを含むファイルを生成し、TSIG を使用して保護された nsupdate 要求を送信するか、GSS-TSIG を使用して保護された nsupdate 要求を送信する必要があります。

手順

  • nsupdate の DNS レコードを含むファイルを生成するには、--out オプションを指定した ` ipa dns- 更新 -system-records --dry-run コマンドを使用します。このオプションは、生成するファイルのパスを指定します。

    $ ipa dns-update-system-records --dry-run --out dns_records_file.nsupdate
     IPA DNS records:
       _kerberos-master._tcp.example.com. 86400 IN SRV 0 100 88 ipa.example.com.
       _kerberos-master._udp.example.com. 86400 IN SRV 0 100 88 ipa.example.com.
    [... output truncated ...]

    生成されたファイルには、nsupdate ユーティリティーが許可する形式で、必要な DNS レコードが含まれます。

  • 生成されるレコードは、以下に依存します。

    • レコードを更新するゾーンの自動検出
    • ゾーンの権威サーバーの自動検出

      標準以外の DNS 設定を使用しているか、ゾーンの委譲がない場合は、nsupdate が正しいゾーンとサーバーを見つけられない可能性があります。この場合は、生成されるファイルの先頭に以下のオプションを追加します。

    • server は、nsupdate がレコードを送信する信頼できる DNS サーバーのサーバー名またはポートを指定します。
    • zone : nsupdate が レコードを配置するゾーンの名前を指定します。

      例98.1 生成されたレコード

      $ cat dns_records_file.nsupdate
      zone example.com.
      server 192.0.2.1
      ; IPA DNS records
      update delete _kerberos-master._tcp.example.com. SRV
      update add _kerberos-master._tcp.example.com. 86400 IN SRV 0 100 88 ipa.example.com.
      [... output truncated ...]