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63.6. 統合 IdM CA を使用した証明書の復元

理由 6 (証明書の保留) のために証明書が失効し、証明書の秘密鍵が侵害されていない場合は、証明書を再度復元できます。証明書を復元するには、次のいずれかの手順を使用します。

63.6.1. IdM WebUI を使用して統合 IdM CA で証明書の復元

IdM WebUI を使用して、理由 6 (証明書の保留) のために取り消された IdM 証明書を復元するには、この手順を完了します。

手順

  1. Authentication メニューで、Certificates > Certificates をクリックします。
  2. 証明書のシリアル番号をクリックして、証明書情報ページを開きます。

    図63.3 証明書のリスト

    IdM Web UI の証明書ページのスクリーンショット。証明書の表が表示されています。証明書は、シリアル番号とその発行先別に整理されています。シリアル番号 3(表の 3 番目の証明書) が強調表示されています。
  3. 証明書情報ページで、ActionsRestore Certificate をクリックします。

63.6.2. IdM CA を使用して、統合 IdM CA で証明書の失効

IdM CLI を使用して、理由 6 (証明書の保留) のために取り消された IdM 証明書を復元するには、この手順を完了します。

手順

  • ipa cert-remove-hold コマンドを使用して、証明書のシリアル番号を指定します。以下に例を示します。

    $ ipa cert-remove-hold 1032