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38.4. getsubid コマンドを使用して subID 範囲をリスト表示する

たとえば IdM 環境の user1 の subID 範囲をリスト表示するには、以下の手順に従います。

前提条件

  • user1 が IdM に存在する。
  • shadow-utils-subid パッケージがインストールされている。

手順

  1. subid: sss レコードを /etc/nsswitch.conf ファイルに含めます。

    subid フィールドに指定できる値は 1 つだけであることに注意してください。subid フィールドを sss 値に設定することで、IdM の設定から subID の範囲を使用するように utils に指示します。file 値の場合、または値がない場合は、utils が /etc/subuid ファイルおよび /etc/subgid ファイルの subID 範囲を使用するように設定されます。

  2. ユーザーの subID 範囲をリスト表示します。

    # getsubids user1
    0: user1 2147483648 65536