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76.12. 証明書認証を有効にするためのブラウザーの設定

Web UI を使用した Identity Management (IdM) へのログイン時に証明書で認証できるようにするには、ユーザーおよび関連の認証局 (CA) 証明書を Mozilla Firefox または Google Chrome ブラウザーにインポートする必要があります。ブラウザーが実行しているホスト自体は、IdM ドメインの一部である必要はありません。

IdM が Web UI への接続をサポートしているブラウザーは以下のとおりです。

  • Mozilla Firefox 38 以降
  • Google Chrome 46 以降

次の手順は、Mozilla Firefox 57.0.1 ブラウザーを設定する方法を説明します。

前提条件

手順

  1. Firefox を開き、設定プライバシーとセキュリティー に移動します。

    図76.8 設定のプライバシーおよびセキュリティーセクション

    Firefox 設定ページのスクリーンショット。そのスクリーンショットで Privacy & Security オプションが強調表示されています。
  2. 証明書を表示 をクリックします。

    図76.9 プライバシーおよびセキュリティーで証明書を表示

    証明書証明書のスクリーンショット。そのスクリーンショットで表示証明書ボタンが強調表示されています。
  3. あなたの証明書 タブで、インポート をクリックします。PKCS12 形式のユーザー証明書を見つけて開きます。OK をクリックし、OK をクリックします。
  4. IdM サブ CA が信頼された認証局として Firefox に認識されていることを確認するには、IdM WebUI からのサブ CA 証明書のダウンロード に保存した IdM サブ CA 証明書を信頼された認証局証明書としてインポートします。

    1. Firefox を起動し、設定に移動して、プライバシーおよびセキュリティーに移動します。

      図76.10 設定のプライバシーおよびセキュリティーセクション

      プライバシーとセキュリティー
    2. 証明書を表示 をクリックします。

      図76.11 プライバシーおよびセキュリティーで証明書を表示

      証明書セクションのスクリーンショット。右下の View Certificates ボタンが強調表示されています。
    3. 認証機関 タブで、インポート をクリックします。サブ CA 証明書を探して開きます。証明書を信頼し、Web サイトを識別したら、OK をクリックし、OK をクリックします。