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第108章 NIS から Identity Management への移行

ネットワーク情報サービス (NIS) サーバーには、ユーザー、グループ、ホスト、netgroups、および自動マウントマップに関する情報を追加できます。システム管理者は、全ユーザー管理操作が IdM サーバーで実行されるように、これらのエントリータイプ、認証、および承認を NIS サーバーから Identity Management (IdM) サーバーに移行できます。NIS から IdM に移行すると、Kerberos などのよりセキュアなプロトコルを利用できます。

108.1. IdM での NIS の有効化

NIS と Identity Management (IdM) サーバー間で通信できるようにするには、IdM サーバーで NIS 互換性オプションを有効にする必要があります。

前提条件

  • IdM サーバーの root アクセス権限がある。

手順

  1. IdM サーバーで NIS リスナーと互換性プラグインを有効にします。

    [root@ipaserver ~]# ipa-nis-manage enable
    [root@ipaserver ~]# ipa-compat-manage enable
  2. 必要に応じて、より厳密なファイアウォール設定を行うには、固定ポートを設定します。

    たとえば、ポートを未使用のポート 514 に設定するには、次のコマンドを実行します。

    [root@ipaserver ~]# ldapmodify -x -D 'cn=directory manager' -W
    dn: cn=NIS Server,cn=plugins,cn=config
    changetype: modify
    add: nsslapd-pluginarg0
    nsslapd-pluginarg0: 514
    警告

    他のサービスとの競合を回避するため、1024 を超えるポート番号は使用しないようにしてください。

  3. ポートマッパーサービスを有効にして起動します。

    [root@ipaserver ~]# systemctl enable rpcbind.service
    [root@ipaserver ~]# systemctl start rpcbind.service
  4. Directory Server を再起動します。

    [root@ipaserver ~]# systemctl restart dirsrv.target