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17.3. 昇格可能なクローンリソース

昇格可能なクローンリソースは、promotable メタ属性が true に設定されているクローンリソースです。昇格可能なクローンリソースにより、インスタンスの操作モードは、Master および Slave のいずれかにできます。モードの名前には特別な意味はありませんが、インスタンスの起動時に、Slave 状態で起動する必要があるという制限があります。

17.3.1. 昇格可能なクローンリソースの作成

次のコマンドを実行すると、リソースを昇格可能なクローンとして作成できます。

RHEL 8.4 以降:

pcs resource create resource_id [standard:[provider:]]type [resource options] promotable [clone_id] [clone options]

RHEL 8.3 以前:

pcs resource create resource_id [standard:[provider:]]type [resource options] promotable [clone options]

デフォルトでは、昇格可能なクローンの名前は resource_id-clone となります。RHEL 8.4 の時点では、clone_id オプションの値を指定して、クローンのカスタム名を設定できます。

また、次のコマンドを使用して、作成済みのリソースまたはリソースグループから、昇格可能なリソースを作成することもできます。

RHEL 8.4 以降:

pcs resource promotable resource_id [clone_id] [clone options]

RHEL 8.3 以前:

pcs resource promotable resource_id [clone options]

デフォルトでは、昇格可能なクローンの名前は resource_id-clone または group_name-clone になります。RHEL 8.4 の時点では、clone_id オプションの値を指定して、クローンのカスタム名を設定できます。

以下の表には、昇格可能なリソースに指定できる追加クローンオプションを示しています。

表17.2 昇格可能なクローンに利用できる追加のクローンオプション

フィールド説明

promoted-max

昇格できるリソースのコピー数。デフォルト値は 1 です。

promoted-node-max

1 つのノードで昇格できるリソースのコピー数。デフォルト値は 1 です。